中高年個人起業家に「1,000日伴走」します。このようにお伝えすると、決まって次のようにしつもんされます。
「1,000日(約2.7年)の伴走って、長すぎではありませんか?」
そして、決まって次のようにお答えします。
「やはり、起業って、それなりの時間がかかるものだと思ってます。実際に、私自身は、もっとかかっていますから」
業〔なりわい〕を起こすって、時間がかかるのです。つくづく、つくづくそう思います。
あの神田昌典先生だって、10年以上前に「起業って2.5年(913日)程度かかる」ということを言っていました。
起業したものの、「こんなはずじゃなかったのに…」となる中高年起業家は多い。
今の時代は、「正解のない時代」とか、「個の時代」とか言われるような多種多様な時代になり、これまでの「当たり前」が通用しなくなりました。
そんな時代背景があり、ビジネスは難しくなってきているのです。
また、中高年の特性として、「資格やスキルを取得すればうまくいく」といった思い込み(勘違い)もあります。
ビジネスのやり方を先に決めてしまって、大元(おおもと)の人生のあり方を決めずにスタートしてしまう方が多いのです。
そして、実際に、起業したものの「もっとカンタンに稼げると思っていた…」「起業って思いのほか、時間がかかるな…」などと、氣付き始めている中高年個人起業家は数多くいます。
なので、そのような起業家の方を支援するために、1,000日の伴走をすることにしたのです。
新しい世界観を身に付ける
では、「なぜ、起業って、時間がかかるのか」って考えたとき、私の答えは、次のようなものです。
それは・・・近代におけるテクノロジーの進歩は目覚ましいけど、人って、人の身体って、なかなか変われないからだと…。
人類の誕生から250万年と言われているけど、その99%は狩猟や採取をしていた時代です。社会はここ100年、200年で激変しているけど、人って(生き物って)、それに合わせて激変できないのですね。(なので、現代人においても、いまだに身体は狩猟・採取に向いているとも言われています。特に中高年は…。)
そして、やはり、新しいことを積み重ねていくとなったら、それが「腑に落ちた自分自身」になるまで、時間はかかるのです。
伴走者がいることで、迷走することがなくなり、目標への近道になる
結局、一定期間、伴走者がいることで、迷走することがなくなり、目標への近道になるのです。
当プログラムは「4ヵ月~12ヵ月の間で選択」してもらっていますが、ご希望により、トータル1,000日間、相談フリーという形で伴走しております。
プログラムを修了されても、お仲間であること、お友達であることは続いていきます。
なお、受講者さんに「4ヵ月~12ヵ月の間で選択」してもらっているのは、一人ひとりのパーソナリティ(個性や経験)が違うからです。
さらに言うと、性格タイプ、脳タイプ、能力、ビジネスレベルなど、すべてにおいて違いがあるからです。
なので、はやい人では4ヵ月程度で習得できるでしょうし、おそい人では12ヵ月程度かけて習得できるものと考えています。
「1to1個人講座」で主宰している理由は内向的な人を意識しているから
そして、また、当プログラムを「1to1個人講座」で主宰している理由は、主宰者(私)が「内向的」だからです。(笑)
内向的な人の特徴に、「少しの刺激でも反応が強く、複数の人と長時間一緒にいると疲労してしまう」ということがあります。
なので、内向的な人は、同調圧力や集団行動が必須の「集合形式」には、フィットしにくいのです。
反対に、内向的な人は、じっくり考える力には長けており、静かな環境で自分の世界に集中することが得意なのです。
なので、私もいろいろなビジネス塾を受けてきましたが、「集合形式」のものはいずれもフィットしませんでした。
そんな事情から、内向的な人がその能力を十分に発揮できるように、「1to1個人講座」として主宰しております。
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