なぜ、中高年個人起業家は起業塾や講座で学んでも行き詰まるのか。

「講座で学んだ通りにやっているのに、うまくいかない・・・」
「既存のノウハウに違和感がつきまとう・・・」
「やってもやっても努力ばかりで楽しくない・・・」
このように、塾や講座で学んだものの、しっくりいかないイメージを持っている中高年個人起業家の方が多いなぁと感じています。

今回は、そんな違和感をお持ちの中高年個人起業家の方に、その原因に関してお伝えしますね。

なぜ、起業塾で学んでも行き詰まるのでしょうか。

なぜ、起業塾で学んでも行き詰まってしまうのかというと、それは、学んだはずのやり方や考え方、価値観といったものが「思い込みや認知バイアス」によって作られてしまうからなのです!

あるいは、その塾特有の雰囲気に飲まれて、無意識のうちに自分のやり方(目標)や価値観を周りの人たちに合わせて作りあげてしまう、ということもあるでしょう。

私はいずれも経験してきました。

私は、50代で○○塾、○○講座、○○セミナーのたぐいを数多く受講してきました。

そして、何度もミッション(使命)、ビジョン(目標)、バリュー(価値観)といったものを、その講座やセミナーの中のワークで作ってきました。

しかし、それらはみな、私のパーソナリティや潜在意識から出てきたものではなく、「思い込みや認知バイアス」で出来上がったものだったのです!

顕在意識と潜在意識の間に不一致の溝が大きくなる

その「思い込みや認知バイアス」で作られた目的、目標、ミッション、ビジョンなどといったものは、本来のあなた(のパーソナリティ)ではありません。「思い込みや認知バイアス」で作られたものは、他者(あなたでない誰か)の答えであって、あなたの潜在意識から出てきた「本来の自分の答え」ではありません。そのことを私は「他問他答(たもんたとう)」と呼んでいます。
なので、顕在意識と潜在意識の間に不一致の溝が大きくなって、行き詰まってしまうのです。

では、どうすればよかったのか

では、どうすればよかったのか。それは、本来であれば、自分(顕在意識)で問い、自分(潜在意識)で考える「自問自考力(じもんじこうりょく)」を活用した「本来の自分の答え」が必要だったのです。

つまり、「本来の自分で考えていない」ことが問題であり、自分の本質から外れて他者の答えに基づいているから、顕在意識と潜在意識のギャップが大きくなって行き詰まってしまうのです。他者の答えを自分に当てはめても、うまくいくはずもありません。

「自問自考力」によって、本来のパーソナリティ(個性・らしさ)を再発見し、そのパーソナリティから素質資質を引き出し、必要なものを引き寄せるマインドを養成することが大事なのですね。

一緒に考えましょう

もし、まだ「引き寄せマインド」を活用しないで起業展開をしているとしたら、あなたの「伸びしろ(素質資質)」は眠ったままになっているのです!
人間、誰しも自分のことが一番わからないものです。だからこそ、ひとりで悩まずに一緒に考えましょう!

まとめ

・人には、その人独特の「思い込みや認知バイアス」が形成されていて、自分の心の底からの想いとは違ったものを作り上げてしまう習性がある。
・人には、自分(顕在意識)で問い、自分(潜在意識)で考える「自問自考力」を活用した「本来の自分の答え」が必要である。
・人って自分ことが一番わかっていないと言われている。だから、自ら問い自ら考えること、そして一緒に考えてくれる人が必要である。

ちなみに、今回のこの投稿が第一回目となります。私のプロフィールは、トップページか、こちらのnoteでも紹介していますので、見てみてくださいね。

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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