私の「パーソナリティを活かすしつもん活動(自問自考)」の原点(源流)は、河田真誠氏が創始した「問活(といかつ)」にあります。
その河田真誠氏が、『売らずに売れる技術』出版感謝トークライブを開催するということで、参加してきました。(2024.12.10)
私に「しつもん」の素晴らしさを教えてくれた「問活」。あらたな氣づきがあるに違いない、と胸を躍らせながら・・・。
なぜ、いま、「しつもん」(自問自考)なのか?
では、なぜ、いま、「しつもん」(自問自考)が重要なのでしょうか?
それは、昭和~平成時代では「みんなの正解(道しるべ)」といわれるものが世の中にあったのに、令和の時代では「みんなの正解(道しるべ)」を見つけることが難しくなったからですね。
つまり、言い換えれば、昭和~平成時代では世の中はまだ“モノ”で満たされていなかったし、足りていない“モノ”を作れば売れたのです。それこそが、世の中の「みんなの正解(道しるべ)」でした。
しかし、現代は、足りていない“モノ”がほとんど無くなりました。多種多様化、個性化、VUCA(ブーカ)、風、の時代…。そんな言われ方もされる昨今では、「みんなの正解(道しるべ)」が無くなってしまったのです。つまりそれは、これまで、通用していたことが通用しなくなったということでもあります。
だから、自分で考えて「自分の正解」を持つことが大切になったのですね。
「どこにも答えがない時代に、私たちは生きている。ならば、今までの常識を疑い、新たな答えを探し出さねばならない」(実業家・大前研一)
成幸につながる「しつもんの例(私を変えたしつもん例です)」
1.「そこに愛はあるんか?」(自分の言動は愛を起源としているのか)
2.「本当にそうなのだろうか?」(思い込みや先入観がじゃましていないだろうか)
3.「なぜ働くのだろうか?」(ありがとうって言われているだろうか)
4.「自分はどこへ向かいたいのだろうか?」(どこへ向かい、どうなったら自分は成幸と言えるのか)
5.「誰のため?」「何のため?」(そもそも、誰に、何に、影響を与えることができるのだろうか)
出版感謝トークライブでのメッセージ!
出版感謝トークライブでは、河田真誠氏から2時間にわたって話がありました。
そのメッセージの中で、私の大きな氣づきとなったのは次のようなことでした。
1.ビジネスは“格差”について
「知っていることではなく、やっていることが源泉である」
「カベ打ち(仮説検証)をくり返すこと」
2.売れるコツについて
「売上を求めるより、ありがとうを求めること」
「自分のやり方というものがあるのだ」
3.聞くコツについて
「聞くことは相手を受けとめること」
「聞くことは世界が平和になること」
特に、トークライブの中で刺さってきたメッセージは次のものです。
「あなたの商品が売れるということは、世の中にひとつ幸せが増えるということです」
そうなのだ。自分の商品が売れたら、それは、誰かがしあわせになることにつながるのだ。
「売らずに売れる技術」。読書後の感想。
「売らずに売れる技術」。読書後の感想。
誰もが自分の中に「自分の答え」を持っている。これまで積み重ねてきた経験、また生まれ持った才能などがあるから…。でも、自分のことって自分ではなかなか分からない。だから、モヤモヤしてしてしまうし、迷走してしまうこともある…。そんな人たちに向けて本書は、あなたの持っているものを使って、「こういうやり方もできるし、ああいうやり方もできるんだよ。自分らしいやり方を選んでみて」と語りかけてくれる。読者のモヤモヤをわかりやすく言語化してくれているので、自分のモヤモヤはこういうことだったんだ腑に落ちる。読んでいる途中から、すぐに一歩を踏み出したくなる本だ。
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