中高年個人起業家がパーソナリティを活かして「自分を変える」とは、「思考パターン(思考クセ)を変える」こと。

今回のテーマは、『パーソナリティを活かして「自分を変える」とは、「思考パターン(思考クセ)を変える」こと』についてお伝えしていきます。
「自分を変えたいなぁ」「もっと変わりたい!」と普段から思っている方も多いかと思います。
そんな方に向けて、順を追ってお話していきますね。

自分を変えたい!けれども変えられない!

自分を変えたくていろいろやってみたけれど、結局、変えられなかった…。という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
経営コンサルタントの大前研一氏は、人が変わる方法について、次のように言っていたそうです。
「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつき合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ」

なるほど…。この通りにすれば、人は「表面的には」変わったような行動をとることになるのでしょうね。
しかし、私自身の経験からすれば、時間配分、住む場所、つき合う人を変えたとしても、人間って本質的には変わらないのだと思っています。

その理由として、関連ブログ「中高年起業家が知っておきたい『脳幹網様体賦活系(RAS機能)の働き』について」にて、お伝えしたことと絡めながら進めていきます。

そもそも、「自分を変える」とは、どういうことなのか?

では、そもそも、「自分を変える」とは、どういうことなのでしょうか?
よく、「行動を変えれば…。」ということをちまたでは耳にします。大前研一氏の言葉も詰まるところ、この行動を変えるための手段を言っているのですね。

しかしながら、私自身は、「自分を変える」こととは「思考パターン(思考クセ)を変える」ことである、と考えています。なぜなら、行動を起こさせるのは「思考」だからです。

そして、思考には、意識できる(顕在意識の)思考と、意識できない(潜在意識の)思考の2つがあります。その意識できない(潜在意識の)思考を「思考パターン(思考クセ)」と呼んでいます。この「思考パターン(思考クセ)」は、通常、私たちが直接的に認識しない、長年培ってきた信念や価値観、また潜在的な欲求、恐怖などから作られたバイアス(無意識の思い込み)と言われるもののことです。

意識できない(無意識の)「思考パターン(思考クセ)」に氣づかないと自分を変えられない

私たちは、意識できない(無意識の)「思考パターン(思考クセ)」をいつの間にか身に付け、使っているのですね。そして、そのことに氣がついて、自ら認められないことには、自分を変えられないのです。50代半ばまでの私自身がそうでしたし、これまでに私のセミナーや講座に参加いただいた方の多くがそうした状態だったと言えます。

なので、(自分を変えるための)対応策としては、まず、自分の「思考パターン(思考クセ)」を知ることから始めなければなりません。そうした後で、その「思考パターン(思考クセ)」をそのままにしたいのか、それとも新しいものに変えたいのか、そして新しいものに変えたいのなら、どんな「思考パターン(思考クセ)」にしたいのか。それらを決めた上で、日常に取り入れて実践し、その実践した内容をノートに書き出していくということをするのです。

ここでいう、「日常に取り入れて実践」とは、例えば、思考や発想の内容が自分の理想と近い人を見つけて、その人の影響を受けやすい状況に身を置くことです。実際に会って(セミナーや講演会などでも可)、同じ時間を過ごすことが一番いいのですが、それがむずかしい場合には、その人の本やブログを読む、動画があるなら動画を見るなど、とにかくその人に触れている時間を長くすることです。

ノートに書き出すことの重要性は、関連ブログ「量子力学からみた『引き寄せマインド』~人生は自分が観測した通りに現実化される~」の中でもお伝えしている通り、自分を第三者として客観的に見てみることによって、氣づきや理解が進むからですね。

毎日コツコツと積み重ねることで、少しずつ小さな変化が起きてくる

関連ブログ「量子力学からみた『引き寄せマインド』~人生は自分が観測した通りに現実化される~」の中でもお伝えしていますが、「思考パターン(思考クセ)」はドラスティックに変えることができません。毎日コツコツと積み重ねることで、少しずつ小さな変化が起きてくるのです。これを「脳の可塑(かそ)性」といいましたね。少しずつしか変わっていけないのです。(いきなり、大きく変化したら、別人になってしまいますよね)

1日10分程度を書き出す時間に充てる、そして、それを第三者的に眺めてみる。そういったことを続けることでしか、「脳の可塑(かそ)性」には対応できないのです。そして、しばらくすると、自分の使っている言葉の変化に氣づく時が来ます。それは、事実に対する自分の思考の変化が、書き出し続けることで見えてくるのですね。

「どんな思考をするか」は自分で選べるのだから、「自分を変えられる」のだ

私たちは、「どんな思考をするか」について、自分自身で選ぶことができます。なので、「どんな行動をするか」も自分で決められるということですね。それは、つまり、「自分を変えられる」ということであり、行動することで人生が創られていくので、詰まるところ「人生を変えられる」ということになります。

ただ、毎日コツコツと続けることが必要ですので、そこはパーソナリティに影響を受けやすいところでもあります。であるなら、「パーソナリティから変えなくてはいけないのか」という話になるかもしれませんが、パーソナリティは変える必要ありません。むしろ、パーソナリティは活かすものですので、パーソナリティに合わせたやり方をしていけばいいのです。

例えば、三日坊主になってしまう人は、三日坊主をくり返すのだ、と「決断」すればいいのですね。
「決断」については、関連ブログ「現状を変えたい中高年個人起業家は、『決断』せよ。『自問自考』せよ」にて、お伝えしているように、「変化」と「決断」はセットになっているのでしたね。何かを断って、何かを決めなければなりません。

まとめ

成幸の人生を送る人と、不幸の人生を送る人の違いは、どのような(無意識の)「思考パターン(思考クセ)」を持っているのか、によって決まります。「自分を変えたい」、「人生を変えたい」。そう思う人はたくさんいるけれど、なかなか変えられないのは「思考パターン(思考クセ)」を変えないからです。そして、何かを変えるためには、何かを断って、何かを決める、「決断」をしなければなりません。

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売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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