当パーソナリティビジネス成幸塾では、商品サービスメニューである、『売れる「個性と経験」で幸せ起業プログラム』や、『人生後半どうしたい?自問自考式・個人セッション』などにおいて、「自問自考式・しつもんまんだらシート」を採用しています。
では、この「まんだら」とは、そもそも、どんな意味を持ったものなのでしょうか。まずは、そこからお伝えします。
「まんだら」は、漢字で書くと「曼荼羅」や「曼陀羅」などと表されます。
そして、「まんだら」のもともとの意味は、「全体」「集合体」「円」などといったことで、仏教徒がいつかは到達したい、仏の世界を表したものとされています。
さらに、原語のマンダラには、「本質をきわめた」という意味があります。
つまり、「まんだら」とは、本質をきわめた世界の全体図である、と言えるのですね。
大谷翔平選手も活用した「まんだらシート(曼荼羅チャート)」
メジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手が、目標達成のために、曼荼羅チャート(まんだらシート)を創っていたことは、よく知られています。
高校一年生のとき、チャートの真ん中のマスに「ドラ1、8球団」と書いたのです。
目標を「8球団からドラフト1位で指名される」としたのですね。そのために必要な要素を周りの8マスに散りばめたわけです。
しかし、高校三年生のときには、チャートの真ん中のマスは、ドラフト1位指名ではなく「18歳でメジャー入団」と変更されています。
その後も「20歳でメジャー昇格、23歳でWBC日本代表」など、細かな目標が変更、設定されています。
大谷選手は、自分の軸を「メジャーリーグ」としながらも、一度立てた目標に、強いこだわりはなかったようです。
それよりも、むしろ、そのときどきの素直な氣持ちや、「やってみたい」という感覚、感性などを優先させたのですね。
その結果、大リーグでの活躍ぶりは、誰もが知るところです。
目的(自分の軸)である、「メジャーリーグ」からはブレることなく、そこに到達するまでの目標は、自分の成長や周りの状況から、変わっていくこともあるのですね。
なぜ、「まんだらシート」を採用しているのか
では、なぜ、当パーソナリティビジネス成幸塾では、問いを立てる(しつもんをする)ために、「まんだらシート」を採用しているのでしょうか。
それは、まんだらの意味する、「本質をきわめていく」ということが、当塾のコンセプトである、「自分のパーソナリティを活かす」、「ココロを調える」、といったことに、通づるものがあるからです。
そして、また、実際に、人生やビジネスで、何らかの成果を出すためには、本質を見極めて、「自分の内側の意識」を引き出すための、思考体系がとても重要になるのですね。
それをまんだらの形になぞらえて考えていくことで、誰もが納得度の高い「パーソナリティビジネス」を設計することができるのです。
特に、中高年の起業家は、長年にわたって、培ってきた「思い込み」がカベになって、なかなか、「自分の内側の意識」を引き出すことができません。
なので、「思い込み」によらず、本質的な思考体系をあらためて築いていくためには、「まんだらシート」がとても適しているのです。
人生やビジネスでは、いろいろなこと、思わぬことが起こります。しかし、ビジネスの設計図があれば、自分の軸からズレていくことがないのです。
「しつもんまんだらシート」に応答するときの大切なルール
そして、この「しつもんまんだらシート」に応答するときには、大切なルール4つを守っていただきます。
その4つのルールとは、以下のことです。
1).「どんな答えでもOK!」自分の中から出てきた「答え」は、素直に書き出すことが大切です。そもそも、自分の個性やらしさ、経験など「パーソナリティ」を引き出すためのシートなのですから。
2).「答えが出なくてもOK!」また、質問に対して、なかなか、「答え」が出てこない場合もあります。そんなときは、無理に「答え」を作ろうとせずに、「問いを立てたまま」で構いません。「答え」を出すことよりも、「考える」ことの方が、より大切なのです。
3).「しつもん者は、回答者の答えに“イイね!”で返す」しつもん者は、回答者のどんな答えにも、“イイね!”で返します。また、グループで行う場合にも、同様に“イイね!”で返します。回答者(他者)の価値観を、そのまま受けとめることが大切です。「みんなちがって、みんなイイね!」なのです。さらに、他者の「答え」を自分はどう感じるのか、自身の感情の動きも見つめてみてください。
4).「“本当にそうなのか?”と疑ってみる」出てきた「答え」に対して、「本当にそうなのだろうか?」と、一度考え直してみてください。なぜなら、人には「思い込み(思考クセ)」があるからです。
しつもんに答えて、言語化していく
体験プレセミナーでは、「セミナー」と「自問自考式・まんだらシート」を掛け合わせたハイブリッド式で進めていきます。
1から8まである、「しつもん」に対して、「答え」のマスに書き出していきます。
このとき、最も大切なことは、「しつもん」に対して深く「考え」ながら、「答え」が浮かんだときの自身の感情(心の動き)を感じることです。
なぜなら、感情(感覚・感性)こそが、「本来の自分」であるからです。
例えば、次のように進んでいきます。
1.しつもん:「最近、嬉しかったことは何ですか?」
考えて出てきた答えを白紙に書き出してみましょう。
書けましたでしょうか。
「喜怒哀楽」のうちの「喜」以外のものを取り入れてもいいでしょう。
例えば「最近、楽しかったことは何ですか?」などです。
「喜怒哀楽」する自分の感情というものを、ときには見つめてあげることが大切です。
そして、“自分(のパーソナリティ)”が、なぜそのように反応したのか、意識してあげてください。
特に「喜・嬉・楽」は感謝につながる感情です。日ごろから意識を向けておきたい感情です。
2.しつもん:「この体験プレセミナーが終わったときに、どうなっていたら最高ですか?」
考えて出てきた答えを白紙に書き出してみましょう。
書けましたでしょうか。
この問いは、何か始める(始まる)ときに、まずその終わりに目(意識)を向けるというものです。
こうすることで、終わったときの状態をイメージで先取りし、イメージ通りの自分に向かわせることができます。
また、そもそも、なぜそれを始めるのか、その「目的」を、自分で再確認することでもあります。
人生やビジネスで何より大事なのは、「方向」を明確にすることです。
自分自身が、どの方向に向かっているのか、そこをはっきりさせられれば、人生やビジネスの質は、確実に向上します。
ここから先は・・・。
続きは、『個人ミーティング(Zoom30分)無料』でお試ししてくださいね・・・。
ぜひ、お会いしましょう。
本当の気持ちに気づくことって大事ですよね。問いはそのためのツールの一つなのだと思います。