潜在意識からみた「望む引き寄せを妨(さまた)げるもの」~中高年個人起業家は「思い込み」を「自分」と思い込んでいる~

今回は、潜在意識からみた「望む引き寄せを妨(さまた)げるもの」と題して、中高年個人起業家は「思い込み」を「自分」と思い込んでいるので、もっと感覚・感性に意識を向けて生きると望む未来は近づいてくる、ということをテーマにお伝えいたします。

選択の基準を「感覚・感性」にすると、人生が好転していく

このブログのカテゴリー「引き寄せマインドは起業家に必須」にて前回お伝えした内容は、「潜在意識からみた「引き寄せの原点」~中高年個人起業家は理屈よりも感覚・感性を優先して生きる~」でした。
そこでは、私たちは「感覚・感性」よりも「思考(顕在意識)」の方が優位となってしまいがちですけど、選択の基準を「(思考による)正論・理屈」といったものから「(本来の)感覚・感性」に変えていくことで、人生が好転していく、という話をしました。

今回は、さらに、「感覚・感性」と「思考(顕在意識)」について、掘り下げていきたいと思います。

赤ん坊にあって、あなたに無いものって何でしょうか?

赤ん坊にあって、あなたに無いものって何でしょうか?
(心の声:そんなものあるのかな?無いんじゃない?)
逆に、あなたにあって、赤ん坊に無いものって何でしょうか?
(心の声:そんなものいっぱいあって、いくらでもあるよー)

いま、このブログでは、「(本来の)感覚・感性」のお話をしていますので、「感覚・感性」のことを言いたいのかな、と思ったあなたはするどい方です。
(ここでは、一旦の答えとして、「感覚・感性」が無くなっている、としておいてくださいね)

そう、前回のブログ(上記の赤字のリンク先参照)でもお伝えしましたように、「思考(顕在意識)」ばかり優先していると、「感覚(潜在意識)」の状態に氣付かないようになっていくのでしたね。(まさにサラリーマン時代の私がそうでした。「~するべき」「~しなければいけない」といった考え方中心で生きていましたので)
私たちは、本当はイヤだと感じていることでも、「やらなければ」という思考を優先させてそれに取り組んでしまう。本当は「違うのでは?」と感じているのに、「やるべきだ」という思考で取り組んでしまう。そんなことをくり返していると当然のことながら、「感覚・感性」は鈍ってきますよね。

「感覚・感性」を押さえ込んでしまうのは、「自己卑下」の意識と同じ

私たちは、成長するにつれ、だんだん「思考(顕在意識)」を優先する生き方をしていきます。それは、日本の教育が社会への適用のためだったり、他人と協調するためだったりに重きが置かれているからです。そして、そういう社会の中で生きていきます。なので、どうしても、「感覚・感性」を押さえ込んで、無視し続けている状態になります。

つまり、こういった状態こそが、現実が好転しない大きな原因なのです。本当の自分は「感覚・感性」なのに、それを押さえ込んでしまっている状態。これはまさに「自己卑下」の意識です。「自己卑下」の意識なので、さらに自分が卑下される状態に現実が展開されていきます。自分で自分に「ダメ出し」している状態だからですね。そうなると当然、私たちの現実をつくり上げている量子(素粒子)も「ダメ状態」で確定し始めます。量子は意識している方向で確定していく性質があるからです。

逆に、「感覚・感性」で選択しているときの前提の意識は、「心地よさ」や「楽しさ」だったりします。なので、量子の状態も「心地よさ」や「楽しさ」で確定し続けるので、さらにそのような状態になりやすいのです。つまり、ますます心地よい状態が引き寄せられる、ということです。
※関連ブログ<量子力学からみた「引き寄せの法則」~心地いい状態でいると望むことが現実化される~>をご参照ください。

多くの人は「思考が自分である」と思い込んでいる

多くの人が思い込んでいることがあります。それは「思考が自分である」ということです。しかし、当然ながら「思考」は「感覚・感性」と違います。
なぜなら、「思考」は後天性(後から身につくもの)だから。「感覚・感性」は赤ん坊にも生まれつき備わっていますが、「思考」は違います。
つまり、「思考」は「本当の自分」ではないのです。
そして、そのことを自覚(認識)することがとても大事なのです。自覚(認識)するだけで自分の「思考」を客観的に観察できるようになるから。
観察しだすとこんなことに氣付くことができます。例えば、まだ来ていない未来を心配してる自分・・・。すでに過ぎ去った過去にイライラしてる自分・・・。

まとめ

大切なことは、自分が「どう感じているか」ということです。なにせ、本当の自分は「感覚・感性」なのですから。自分の「感覚・感性」は、常に「こっちはイヤ、あっちがいい」というように反応しているはずなのです。

尼僧であった瀬戸内寂聴さんは、かつて次のように言っていました。
「老人も中年も若者も、自分たちが一番正しいという誤った自信を捨て、無垢(むく)な感性を取り戻し、自分をもっと柔軟にしていけば、滑(なめ)らかな人間関係が生まれてくるはずです」

「思考」に頼って自分の正論というものを考えず、「感覚・感性」を取り戻して柔軟に生きていくことが大事、ということです。私たちは、本当の自分は「感覚・感性」であり、それらが望んでいる通りにすれば良いだけなのです。まずは、自分の「感覚・感性」が「いい感じ」に反応することに敏感になることです。その感覚を取り戻すことが大切です。そして、その方向に素直に進んでいく。そうすれば自然と望ましい現実が展開していきます。※
※関連ブログ<量子力学からみた「引き寄せマインド」~人生は自分が観測した通りに現実化される~>をご参照ください。

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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    • ぴーちゃん
    • 2024.03.09 8:41am

    本当の自分は「感覚・感性」だったとは・・・。これからは自分の感情の動きや、気分のいい、わるいなど、意識してみたいと思いました。ありがとうございました。

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