7分で知る名著 運気を磨く 心を浄化する三つの技法(田坂広志)~「運気」が必要な中高年個人起業家へ~

3回目の登場になります田坂広志氏ですが、今回は『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』についてお伝えします。
1回目は関連ブログ<すべては導かれているー逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟ー(田坂広志)~いま、逆境にある中高年個人起業家へ>を、
2回目は関連ブログ<人生で起こることすべて良きことー逆境を越える「こころの技法」ー(田坂広志)~いま、カベに突きあたっている中高年個人起業家へ>をご参照ください。

言葉の浄化力を活かすことで、無意識の世界を浄化することができる

田坂氏によれば、良い運気を引き寄せるために、まず、初めにやるべきこととしては、次のようなことであると言っています。
「無意識を浄化することで世界を浄化し、ポジティブな想念で満たすことが出来れば、ポジティブな出来事や出会いを引き寄せ、それが良い運気を引き寄せる」

うーん。ちょっと、むずかしい・・・ですね。では、まず、「無意識を浄化する」ためには何をしたらいいのでしょうか?田坂氏は言います。
「言葉の密かな浄化力を活かすことで、無意識の世界を浄化することができる」

うーん。ますます、むずかしい・・・ですね?
とりあえず、このまま先に進みます。

心の中のネガティブな想念に対処するには、『すべての人と和解する』こと

田坂氏は言います。
「様々な人間関係から生まれるネガティブな想念が、無意識の世界において、ネガティブなものを引き寄せ、『悪い運気』を引き寄せてしまう。そうした心の中のネガティブな想念に対処するには、一つの明確な方法がある。それは『すべての人と和解する』ことである」

「すべての人と和解する」ー。
田坂氏の言う、「浄化する」とは「和解する」ことだったのですね。そうですね。その通りだと思います。特にイヤだなと思っている人との「和解」は、意識して和解したほうがいいと私も思います。
なぜなら、人間関係の苦しみは、その多くが実際に起こった出来事に対するものではなく、相手が自分を非難したり、責めたりしてくることへの「不安感や恐怖心」から起こる苦しみであるからです。

田坂氏は続けて言います。
「人間関係の苦しみの多くは、実は、こちらの心の中にある、相手への非難の思いや、攻撃的な気持ちが『鏡』のように映し出されたものに他ならない。すなわち、自分の中の相手を責める気持ちが、自分の心を苦しめているのである」

そうですね。自分の周りの環境には、「鏡の法則」※というものが働いているのですね。
※鏡の法則とは、私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡であるという法則です。

心の中で『感謝』の言葉を述べ、一人ひとりと『和解』していく

私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出しているのですね。なので、心の中がピュアな状態であれば、それだけで「良い運気」を引き寄せられる状態にあると言えます。私自身もかつて、サラリーマン時代には、「自分の中の相手を責める気持ちが、自らの心を苦しめている」といった状態であったと、後になってわかりました。

田坂氏は言います。
「『すべての人と和解する』には、心の中で『感謝』の言葉を述べ、一人ひとりと『和解』していくのである。われわれは、『感情を変える』ことは容易にできないが、『言葉を述べる』ことはできる。たとえ、心から『感謝する』ことはできなくとも、『感謝の言葉を述べる』ことはできる」

そうですね。「感謝の言葉」=「ありがとうの言葉」は、本当に魔法の言葉であると思います。
なぜかというと、量子力学からすれば、自分がどう観測(=観察=意識を介在)したかによって、その通りの現実を創り出すことになるのですから。
なので、「感謝する」なら、「感謝する」ような(ありがたい)現象が現れるということです。※
※関連ブログ<量子力学からみた「引き寄せマインド」~人生は自分が観測した通りに現実化される~>をご参照ください。

そもそも、いまこうして『生きている』ことが、有り難いこと

では、その「ありがとう(有り難う)」という気持ちは、どこから生まれてくるものなのか。

田坂氏は言います。
「そもそも、こうして『生きている』ことが、有り難いこと。まず、そのことに気づくことである。人は必ず死ぬ。人生は一度しかない。人はいつ死ぬかわからない。そうであるならば、われわれの人生、たとえ何があろうとも、『生きている』だけで、有り難い」

中高年ともなれば、これまでの人生において、同世代の友人や知人で、すでに他界された方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした方がいらっしゃるのであれば、なおさら、いまこうして「生きている」ことが、有り難いことなのだと感じられますね。

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

関連記事

RELATED POST

    • ポアロ
    • 2024.03.13 6:47pm

    運気を引き寄せるのも心のワダカマリをときほどいてから…、ということですね!自分の心うちをしっかり見つめていきたいです。

PAGE TOP
MENU
お問合せ