今回のテーマは、「目的地(ありたい姿)」を「問い(自問自考)」で設定しよう!です。
この「目的地(ありたい姿)」を設定することなく、行動をはじめてしまう中高年個人起業家が少なくありません。
ビジネス設計図(成幸レシピ)を創ることなく、スタートする起業家も多いのですが、そもそも、設計図のもとになる目的地も決めずに行動をはじめるから、迷走してしまうのですね。(かつての私がそうでした)
なので、今回はビジネス設計図のもとになる「目的地(ありたい姿)」を「問い(自問自考)」で設定してみましょう。※
※目的地が決まった後の「目標の設定」の仕方に関する「問い」は、関連ブログ<2024年の自問自考(しつもん)のトップテーマは「どうなったら最高だろうか?」にしました>をご参照ください。
「目的地」とは「自分の求めている姿」のこと
そもそも、ビジネスの「目的地(ありたい姿)」とは、「自分の求めている姿」のことです。「理想の姿」ともいいます。
では、まず、次のしつもんの答えを書き出してみてください。
「ビジネスをしていくうえで、もっと良くしたいって思ってることは何ですか?」
起業家の多くは、目先のうまくいってないことにフォーカスし過ぎています。
「ブログの反応がない」「体験セッションの申し込みがない」「自分のやりたいことがモヤモヤしてる」「うまくいかずモンモンとしている」など、悩みや問題、心配ごとや不安などに思いをめぐらせることに、多くの時間を費やしています。
「何が上手くいってないですか?」って聞くとたくさん答えが出てくるのに、「どうなりたいですか?」と問われると、答えにつまってしまう人が多いですね。
「目的地(ありたい姿)」設定の第一歩は、「自分が良くしたいと思っていること」について、「どういう状態がベストなのか」を決めること(定義すること)なのです。それはつまり、「目的地(ありたい姿)」を決めることです。
「目的地(ありたい姿)」を「問い(自問自考)」で設定しよう
それでは、当「成幸塾」で「成幸の8つの要素」としているカテゴリーごとに、「しつもん」していきますので、答えを書き出してみてください。いきますよ。
①.仕事の目的地:「どんな仕事がしたいですか?また、どんな成果ややりがいを得たいですか?」
②.お金の目的地:「どんなお金の使い方をしたいですか?また、どのくらいお金を得たいですか?」
③.人間関係の目的地:「どんな人とどんな人間関係を持ちたいですか?」
④.健康の目的地:「どんな健康状態でいたいですか?また、どんな健康習慣を持ちたいですか?」
⑤.感情の目的地:「どんな氣持ちで過ごしたいですか?」
⑥.趣味や遊びの目的地:「どんな趣味をしたいですか?また、どんな楽しい時間を過ごしたいですか?」
⑦.学びの目的地:「どんな勉強したいですか?また、どんなスキルを身につけたいですか?」
⑧.生活環境の目的地:「どんな部屋に住みたいですか?また、どんなライフスタイルがいいですか?」
「何をすればその目的地に近づけるのだろう?」
「成幸の8つの要素」にひとつひとつ答えていくと、具体的に「ありたい姿」が描けるはずです。
ゴール設定でいちばん大切なことは、「深く考える(自問自考)」ことです。ぜひ、時間を取って、自分の望むものについて深く考えてみてください。
これらを書き出したら、次は最後の「しつもん」です。
「自分の知ってることやイメージできることで、何をすればその目的地に近づけるのだろう?」
ひとつの目的地に関して5分間集中して、たくさん書き出してください。確実に新しい氣づきが生まれて、新しい視野が得られます。
人生やビジネスについて深く考える時間を強制的に確保するー。
自分自身に対して「考える時間」を投資することは、とてつもない価値があります。そして、時間を確保し深く考えることで自分の内側(認識・思考)が書き換わっていくので、自分の外側(外的環境)も変わっていくのです。
自分の内側(認識・思考)が変わらないのに、自分を取り巻く世界(外側)が変わるはずはありませんからね。
「適切な問い」を立てなければ、「適切な答え」は返ってこない
「適切な問い」を立てなければ、「適切な答え」は返ってきません。
「どんな問いを立てるか」がすべてを決める、と言っても過言ではありません。
そう考えると、迷走している人が「なぜモヤモヤを続けているのか」がよくわかると思います。そうです、そもそもの「問いかけの質」が良くなかったということです。
「ありたい自分像」をしっかり持つということは、量子力学的に言っても「臨場感が上がると周波数も上がる」ことになるので、結局、「成幸」に向かっていくということになるわけです。
「パーソナリティビジネス成幸レシピ共創プログラム」では、「ありたい自分像」を具体的にイメージできるようになり、自らの才能やノウハウが活きてきます。それは、潜在意識と顕在意識のベクトルがパーソナリティで紐づけされるからです。
・ビジネスの設計を再構築したい、・ビジネスにおけ引き寄せマインドを養成したい、・自分だけのオリジナル商品をつくりたい・ビジネスのステージを上げたい、・迷走から脱出したいなど、いずれかに当てはまるならぜひ「パーソナリティビジネス成幸レシピ共創プログラム」をご検討ください。
ひとりで限界を感じてるカベを乗り越えるヒントが必ず得られますよ。
近ごろ質問の大切さがヒシヒシと分かるようになってきました。私も「適切な問い」が立てられるようにがんばりたいです。