潜在意識からみた「変わりたいけど変われない」理由~中高年個人起業家は「怖れ」より「愛」を選択せよ!~

今回は、潜在意識からみた「変わりたいけど変われない」理由と題して、中高年個人起業家は「怖れ」より「愛」を選択することで望む未来は近づいてくる、ということをテーマにお伝えいたします。

実は、私たちの肉体を作り上げている細胞、分子、原子は1年をかけてすべて入れ替わります。1年前の私と、今の私は、肉体的にはまったくの別人ということになるのですね。(ただし、細胞は情報を引き継ぎますので、見た目にはほとんど変わっていない・・・)
このように「創造(再生)と破壊(分解)をくり返す仕組み」を「オートファジー」といいます。これは、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典教授(東工大)の研究によって明らかにされたものです。
つまり、私たちの肉体は、「破壊と創造を絶え間なくくり返す」、という絶妙なバランスの上に成り立っているのです。

「破壊して創造する」とは、「断って決める」ことと同じ

肉体とは不思議なものです。
創造(再生)することよりも先に、わざわざ大切なエネルギーを使って破壊(分解)しているのだそうです。と、いうことは、まず「壊すことが先」ってことですよね。(先に壊さないと、次のものが出来上がるスペースが生まれないのですから)
それは、以前ブログ※でお伝えした、「決断する」ということは、「これまでの自分」を断って、「変化する(新しい自分になる)」ことを決めるというとと同じ理屈です。(※関連ブログ<現状を変えたい中高年個人起業家は、「決断」せよ。「自問自考」せよ>をご参照ください)

つまり、それは、古い考え方を捨てないと新しい考え方は入ってこないし、今の環境を手放さないと新しい環境は得られない、ということです。
なので、まず先に何かを壊すなり手放すなりする必要があります。そして、いったんゼロベースにし、そこに新しいモノなり考え方なりを入れていく、というのが順序です。
そして、実際に、この「壊す、手放す」ということをうまくやってる人ほど、望む「引き寄せ」が起こりやすい状況を創っているのだと思います。

「自分の軸」とは合わない、自分らしくないような行動や考え方を手放す

私自身、起業して2年目からは、「自分の軸」とは合わない、自分らしくないような行動や考え方を手放してきました(決断してきました)。それによって、ずいぶん「引き寄せ」が加速したと思っています。それまでの「建て前の自分」を破壊して、「本来の自分」に再生したのです。そうすると行動の前提意識が、「心地いい」や「楽しい」に変化します。それは、つまり、量子の状態も「心地いい」や「楽しい」で状態が確定しだすということです。なので、さらに「心地いい」や「楽しい」と感じる現象を引き寄せるのですね。

逆に、今ままでの常識や世間体、社会通念に従ったままの状態だとなかなか変化しません。また、同じ「思考クセ」をいつまでも使っていては変化しません。それは、そうですよね。今ままで身につけたものを手放さなかったら、結果は予定調和的にこれまでと同じ現象になります。
※関連ブログ<パーソナリティを活かして「自分を変える」とは、「思考パターン(思考クセ)を変える」こと>をご参照ください。

「感覚・感性」で選択しているときの意識は「自己愛」

もし、いまの自分が「なかなかいい状態に変化しないな」と感じているなら、それは、そもそも何も手放してないからなのかもしれません。そして、手放せない行動の多くは、前提意識が「恐れ、不安」であるからです。なので、余計に「恐れ、不安」が増大していきます。そして、それがくり返されていき、負のスパイラルに陥ってしまうといったことになりかねないのです。その原因はすべて「建て前の自分」の行動なのです。

しかし、潜在意識では、本当は「建て前の自分」など必要ないものと氣づいているし、すごく違和感も感じているのです。このようにしてできた、潜在意識と顕在意識にギャップにモヤモヤ感が生まれ、行き詰まりを感じるようになっていくのです。(かつての私自身がそうでした)
それでも、顕在意識では、「こうあるべき。こうしなければ」といった意識を続けています。本当の自分はそれらを「要らない、それは違う」と叫んでいるのです。これまでお伝えしてきたように、本当の自分は「感覚・感性」(潜在意識)の方です。

なので、「感覚・感性」で選択しているときの前提の意識は、「心地よさ」や「楽しさ」だったりします。(それを「自己愛」といいます)
だから、量子の状態も「心地よさ」や「楽しさ」で確定し続けるので、さらにそのような状態になりやすいのです。つまり、ますます心地よい状態が引き寄せられる、ということです。
※関連ブログ<量子力学からみた「引き寄せの法則」~心地いい状態でいると望むことが現実化される~>をご参照ください。

まとめ

「建て前の自分の行動」は、少しずつでも手放していったほうがいいのです。なぜなら、これまでお伝えしたように、手放さないと本来の自分が望んでいることが入ってこないのですから。入ってこないと当然に受け取れないですよね。
私たちの現実もオートファジーと同じなのです。本当の自分に不要なものは壊したり手放したりして、本当の自分に必要なものが自動的に入ってくるようにしておくことが大事なのです。その度合いが進めば進むほど、望む「引き寄せ」が起こります。

私たちは、まず、自分の「感覚・感性」が「いい感じ」に反応することに対して、敏感になることが大切です。その感覚を取り戻すことが大事なのです。
そして、その方向に素直に進んでいく。そうすれば自然と望ましい現実が展開していきます。※
※関連ブログ<量子力学からみた「引き寄せマインド」~人生は自分が観測した通りに現実化される~>をご参照ください。

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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