「Be(どうありたいか?)」が97%。中高年の人生後半の働き方(起業)の成幸が決まる『Be-Do-Have』の順番

先日は、『売れる「個性と経験」で幸せ起業プログラム』の受講者さんの個人フォローセッションでした。
当日のテーマは、「【Be-Do-Have】の順番でビジネスを継続」で、プログラムの中で決めたことについて、コツコツと継続できているかどうか、話し合いました。

そもそも、中高年起業家のあなたは、成幸するための「正しい順番」をご存じでしょうか。
多くの人は、「行動して(Do)、成果を得て(Have)、最後に“自分はこういう人間である”と思う(Be)」と考えます。
しかし、これは、多くの人がハマってしまう“罠”です。
成幸者が実践している順番は、まったく逆で、「Be → Do → Have」なのです。

「Be → Do → Have」 という、成幸者の思考の方程式にある「Be」とは、「自分はどうありたいか」といった、在り方や信念(価値観)のことです。
つまり、まず、心の中に、「理想の自分」を描いて、「その氣になることから始まる」、ということなのです。
この心の状態になってから、次にDo(行動)を起こします。そして、最後に、Have(望む現実)を手にする。
この流れが、「ヒト」の特性上、最も有効な方法なのです。

※なお、当ブログ記事はnoteにも掲載しております。

多くの人が陥る Do → Have → Be の罠

多くの中高年起業家は、次のように考えてしまいます。
「まず行動する(Do) → 成果を得る(Have) → 最後に自分を評価する(Be)」

一見、筋が通っているように見えますが、この方法では、継続する成幸をつかむことが難しいのです。
なぜなら、心の中に、成幸の在り方がないままで行動しても、その行動は方向性を欠いてしまい、結果がついてこないからです。
成幸者は、必ず、「心が先、行動が後」という順番で、意識せずとも思考しています。
言い換えれば、それは、「認識が先、現実が後」ということです。
「心が先、行動は後」 ~ 本質的な成幸の方程式は、とてもシンプルです。

なので、当プログラムでは、「Be-Do-Have」の考え方をとても大切にしており、その体系図にも、はっきり記載しています。

潜在意識が信じていることが現実になる

この世の法則のひとつに、「鏡の法則」というものがあります。
「鏡の法則」とは、自分の潜在意識が信じていることが、事象となって現れることです。

そして、この潜在意識の領域に、「Be」のほとんどがある(包含されている)のです。
ヒトの意識は、潜在意識(無意識)と顕在意識(有意識)に分けることができ、その比率は97:3とも言われています。

なので、例えば、起業時によく言われる、「自己理解(自己分析)」なるものを一人で試みても、しょせん、3%の領域でしか行えません。
一人であれこれ考えたり、悩んでみても、意識のうちのたった3%では、課題解決は難しいのです。

でも、そばに、しつもんをしてくれる人がいたらどうでしょうか。
例えば、次の問い(しつもん)に、応答してみてください。
「あなたが通った、中学校の校舎を思い出してください。どんな景色が浮かびますか?」

ここで、私は「校舎を思い出して」と言っていますが、応答された方は、風景のみならず、そのときの感情や感覚も、一緒に、潜在意識から湧き上がってきたのではないでしょうか。
ワクワクしている感覚だったり、ソワソワ感やユウウツ感など。
そして、さらに、そのときのにおいや、温度湿度を感じたり、何かの音が聞こえていたり…。

なので、当記事のトップ画像(サムネイル)にある、問い(しつもん)の「ベンチマークの情報発信で氣になったことは?」に答えると、やはり、一緒に感情も出てくるのです。
その感情がどのようなものかで、いまのその方(クライアントさん)の心情を察することができるのです。

そして、その心情は、なんらかの形で事象となって現れてしまうのです。(「心が先、現実が後」なのでしたね)

「鏡の法則」は量子力学的視点からも説明できる

この「心が先、現実が後」といったことは、量子力学の世界では、既に周知のこととされているものです。
簡単に、量子力学的視点から説明すると、次のようになります。

この世界に存在するすべてのものは、最小単位まで分解すると、「紐(ひも)」のようなものでできており、それが固有の振動(周波数)を持っています。
これは、量子力学の「超ひも理論」と呼ばれるものです。
もちろん、ヒトも例外ではありませんし、思考や感情なども、同様に周波数を持ちます。

そして、同じ周波数は、共鳴(共振)することがわかっています。
つまり、私たちが毎日どんな思考をしているかで、私たちの周波数は決まり、その周波数が現実を引き寄せているのです。

結局、周波数の強い人が最後に成幸する

結局、周波数の強い人が最後に成幸者になるのです。
周波数が高く、そして強い人は、自分の望む現実が、既に存在しているかのように信じ続けられます。
この「信じ切る力」こそが成幸の鍵です。
最終的に成幸するのは、最もスキルのある人でも、最も努力した人でもなく、望む未来を“既にある”と確信できる人なのです。

成幸は、外側からやってくるものではありません。
内面(Be)が先に整え(調え)ば、行動(Do)は自然に方向を持ち、結果(Have)は後からついてきます。
だからこそ、まずはマインドを整える(調える)ことです。
「自分は成幸者である」この信念が、あなたの現実を変えていくのです。

ちなみに、仏教には「唯識思想(ゆいしきしそう)」というものがあり、それは、「この世界のすべての存在は、心が描き出した現象である」、と考えるものです。
つまり、「外側の現実 = 私たちの内側(心)の投影」である。
仏教の思想と、量子力学の理論が、一致しているんですね。

中高年専門起業リメイクコンサルタント 松﨑豊

中高年専門起業リメイクコンサルタント 松﨑豊

中高年専門起業リメイクコンサルタント。
「もう、どうすりゃいいのよ…」と起業苦戦中の中高年個人起業家に向けて、既存の「資格やスキル」に独自の「個性と経験」(パーソナリティ)を加えて“選ばれる理由”をリメイクする『売れる幸せ起業プログラム』を提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「ノウハウ」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、やがて「うまくいく人は、自分の中で腑に落ちた行動をしている」という本質に氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて活かして体系化し、自ら「こんな講座がほしかった」と納得する“自問自考”を軸とした独自メソッドを開発。現在は、ひとりでも多くの中高年個人起業家に活躍してほしいという志を抱いて、ビジネスの「ポジショニング・商品設計・導線発信」を整え、「オンリーコンサルタント」の地位づくりに「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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