先日は、『売れる「個性と経験」で幸せ起業プログラム』の受講者さんの個人フォローセッションでした。
当日のテーマは、「【Be-Do-Have】の順番でビジネスを継続」で、プログラムの中で決めたことについて、コツコツと継続できているかどうか、話し合いました。
そもそも、中高年起業家のあなたは、成幸するための「正しい順番」をご存じでしょうか。
多くの人は、「行動して(Do)、成果を得て(Have)、最後に“自分はこういう人間である”と思う(Be)」と考えます。
しかし、これは、多くの人がハマってしまう“罠”です。
成幸者が実践している順番は、まったく逆で、「Be → Do → Have」なのです。
「Be → Do → Have」 という、成幸者の思考の方程式にある「Be」とは、「自分はどうありたいか」といった、在り方や信念(価値観)のことです。
つまり、まず、心の中に、「理想の自分」を描いて、「その氣になることから始まる」、ということなのです。
この心の状態になってから、次にDo(行動)を起こします。そして、最後に、Have(望む現実)を手にする。
この流れが、「ヒト」の特性上、最も有効な方法なのです。
※なお、当ブログ記事はnoteにも掲載しております。
多くの人が陥る Do → Have → Be の罠
多くの中高年起業家は、次のように考えてしまいます。
「まず行動する(Do) → 成果を得る(Have) → 最後に自分を評価する(Be)」
一見、筋が通っているように見えますが、この方法では、継続する成幸をつかむことが難しいのです。
なぜなら、心の中に、成幸の在り方がないままで行動しても、その行動は方向性を欠いてしまい、結果がついてこないからです。
成幸者は、必ず、「心が先、行動が後」という順番で、意識せずとも思考しています。
言い換えれば、それは、「認識が先、現実が後」ということです。
「心が先、行動は後」 ~ 本質的な成幸の方程式は、とてもシンプルです。
なので、当プログラムでは、「Be-Do-Have」の考え方をとても大切にしており、その体系図にも、はっきり記載しています。
潜在意識が信じていることが現実になる
この世の法則のひとつに、「鏡の法則」というものがあります。
「鏡の法則」とは、自分の潜在意識が信じていることが、事象となって現れることです。
そして、この潜在意識の領域に、「Be」のほとんどがある(包含されている)のです。
ヒトの意識は、潜在意識(無意識)と顕在意識(有意識)に分けることができ、その比率は97:3とも言われています。
なので、例えば、起業時によく言われる、「自己理解(自己分析)」なるものを一人で試みても、しょせん、3%の領域でしか行えません。
一人であれこれ考えたり、悩んでみても、意識のうちのたった3%では、課題解決は難しいのです。
でも、そばに、しつもんをしてくれる人がいたらどうでしょうか。
例えば、次の問い(しつもん)に、応答してみてください。
「あなたが通った、中学校の校舎を思い出してください。どんな景色が浮かびますか?」
ここで、私は「校舎を思い出して」と言っていますが、応答された方は、風景のみならず、そのときの感情や感覚も、一緒に、潜在意識から湧き上がってきたのではないでしょうか。
ワクワクしている感覚だったり、ソワソワ感やユウウツ感など。
そして、さらに、そのときのにおいや、温度湿度を感じたり、何かの音が聞こえていたり…。
なので、当記事のトップ画像(サムネイル)にある、問い(しつもん)の「ベンチマークの情報発信で氣になったことは?」に答えると、やはり、一緒に感情も出てくるのです。
その感情がどのようなものかで、いまのその方(クライアントさん)の心情を察することができるのです。
そして、その心情は、なんらかの形で事象となって現れてしまうのです。(「心が先、現実が後」なのでしたね)
「鏡の法則」は量子力学的視点からも説明できる
この「心が先、現実が後」といったことは、量子力学の世界では、既に周知のこととされているものです。
簡単に、量子力学的視点から説明すると、次のようになります。
この世界に存在するすべてのものは、最小単位まで分解すると、「紐(ひも)」のようなものでできており、それが固有の振動(周波数)を持っています。
これは、量子力学の「超ひも理論」と呼ばれるものです。
もちろん、ヒトも例外ではありませんし、思考や感情なども、同様に周波数を持ちます。
そして、同じ周波数は、共鳴(共振)することがわかっています。
つまり、私たちが毎日どんな思考をしているかで、私たちの周波数は決まり、その周波数が現実を引き寄せているのです。
結局、周波数の強い人が最後に成幸する
結局、周波数の強い人が最後に成幸者になるのです。
周波数が高く、そして強い人は、自分の望む現実が、既に存在しているかのように信じ続けられます。
この「信じ切る力」こそが成幸の鍵です。
最終的に成幸するのは、最もスキルのある人でも、最も努力した人でもなく、望む未来を“既にある”と確信できる人なのです。
成幸は、外側からやってくるものではありません。
内面(Be)が先に整え(調え)ば、行動(Do)は自然に方向を持ち、結果(Have)は後からついてきます。
だからこそ、まずはマインドを整える(調える)ことです。
「自分は成幸者である」この信念が、あなたの現実を変えていくのです。
ちなみに、仏教には「唯識思想(ゆいしきしそう)」というものがあり、それは、「この世界のすべての存在は、心が描き出した現象である」、と考えるものです。
つまり、「外側の現実 = 私たちの内側(心)の投影」である。
仏教の思想と、量子力学の理論が、一致しているんですね。
コメント
COMMENT