なぜ、中高年個人起業家は自己流でやっても成果が出ないのか。

「いろいろなセミナー、いろいろなビジネス書、いろいろなネット情報などをもとにいろいろやってみたが成果が出ない・・・」
こういった状況は、中高年個人起業家の方にとても多いものだと思っています。
今回は、自己流でやっても成果が出ない理由についてお伝えしていきます。

なぜ、自己流でやっても成果が出ないのでしょうか。

なぜ、自己流でやっても成果が出ないのでしょうか。

それは、ビジネスで成果を出すには、「順番」が大事だからです!
いくらノウハウを学んでも、その効果を最大限に発揮させる「マインド」を最優先に整えなければ、(意識せずとも)うまく行動することができないのです。
だから、成果が出づらくなるのです。

私も経験しました。

ビジネスに「正解」というものはありません。
なので起業初期に絶対に必要なのは、やはり「大量行動」です。
私も独自で学んでは、試してみる、という行動をくり返してきました。
しかし、それらはみな、うまくいきませんでした(自己流は事故る!)。

行動するために必要な「マインド」を整えるとは?

ここで多くの方が、でも行動するため必要な「マインドって何?」、と思われたことでしょう。
マインドを整えることとは、簡単に言うと「起業人としての心構えを持つ」ってことです。
もっと言えば、「商人(あきんど)としての習慣を身につける」ということです。
なぜなら、商人としての心と体が充実してこそ、お客様に良いサービスを提供することができるようになるからです(ビジネスの基本中の基本)。

 

では、どうすればよいのか

そういう私も、起業してから2年間くらいは、マインドがまったく整っていませんでした。
「また契約にいたらなかった。クロージングが下手だからだ」
「今回も受注できなかった。決断しないお客さんばかりだ」
などと、足りていない部分にばかり目を向けては、ダメ出しをしたり、誰かのせいにしたりしていました。

よく言われていることに、「個人起業家は自分自身が商品」というものがあります。
ということは、今振り返ってみると、私は接客しながら「ダメ人間」のオーラを解き放っていたのですね。
それでは成約に至るはずもありません・・・

1.商人(あきんど)マインドを鍛える本を読みましょう

世界最強の商人 (角川文庫)  オグ・マンディーノ (著)、 山川 紘矢、山川 亜希子 (訳)
本書は“成幸”の秘訣が書かれた10巻の巻物からできていて、成幸の原理原則がわかりやすく説かれています。
私はこれまで数千冊の本を読んてきましたが、私にとっては最も影響を受けた本のひとつです。
本書の解説は、また別のブログでしますね。(※別のブログとはコチラのブログです)

2.自問自考をして、自己肯定感を持ちましょう

まずなによりも、自分の心を満たしてあげることからはじめましょう。
よく言われる「シャンパンタワーの法則」というものです。
シャンパンタワーとは、シャンパングラスをピラミッド状に積み重ねて、上からシャンパンを注ぐというものです。
そのシャンパンタワーの1番上を自分自身、2段目を身近な人や家族、3段目を友だちや一緒に働いている仲間、4段目をお客様と見立てます。
すると、やはり、1番上の自分にエネルギーが満たされてはじめて、周りも満たされるのですね。
人生もビジネスもしくみは同じです。

心を満たす自問自考ワークをおすすめします。
・朝目覚めたら、「今日一日を振り返った時、どんな気持ちになっていたら最高だろうか?」と。
・夜寝る前に、「今日一日、良かったと思えること3つとは、どんなことだろうか?」と。

まとめ

・自分の出来ている部分に目を向ける。
・自分のやれることと相手のやることを分けて考える。
・自分を肯定(心地いい状態、エネルギーを充満)してから(←これがマインドを整えるはじめの一歩)、たくさん行動していく。

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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