前回シリーズ#04は、内向型中高年が、起業のうまくいかない理由を「8つの質問」で知るというテーマでお送りしました。
今回#05は、シリーズ最終回になります。
あなたの起業が回り出し、「売らずに売れる状態」が起きるための行動をお伝えします。
はじめに.ここまでのシリーズのポイント
さて、まずはここまでの連載において、お伝えしたポイントです。
私たち中高年起業家は…
・自問自考という力
・深まる人と止まる人の違い
・続けるための習慣
・そして“ズレ”の正体
とお話してきました。
では、最後に、一番大切な話をします。
なぜ、「売ろうとしなくても、自然と売れる状態」が起きるのか?
これはテクニックではありません。
むしろ、テクニックとは真逆の話なのです。
0.目次
はじめに.これまでのポイント
1.うまくいかないとき、人は「売ろう」とする
2.売れる人は「売ろうとしていない」
3.売らないのではなく「売る必要がなくなる」
4.すべては「ズレ」に戻る
5.起業は「外側」ではなく「内側から動く」
6.あなたの中に、すでにある
最後に.起業は回り始める
1.うまくいかないとき、人は「売ろう」とする
起業がうまく回らないとき、多くの人がやることはだいたい同じです。
・もっと発信しよう
・もっとアピールしよう
・もっと売り込もう
氣持ちはよく分かります。
なにせ、私自身がそうでしたから…💦💦
ですが、このとき私たちに起きているのは…ズレの拡大なのです。
実は、ズレがある状態で行動を増やすと、
・違和感のある発信になる
・言葉が軽くなる
・相手に響かなくなる
そして結果として、「頑張っているのに伝わらない」状態になります。
なにせ、私自身がそうでしたから…💦💦

2.売れる人は「売ろうとしていない」
一方で、自然と人が集まり、結果として売れている人がいます。
この人たちは、何をしているのでしょうか。
答えはシンプルです。
「ズレがない」のです。
・やっていること
・伝えていること
・大切にしている価値観
これらが、一致している。
そう、東洋思想の「心身一如(しんしんいちにょ)」の世界です。
そうすると何が起きるのか…
「伝わる」という現象が起きるのです。
ズレが整うと、言葉に力が生まれます。
なぜなら、その言葉が“自分の内側”から出ているからです。
・無理に考えた言葉ではない
・誰かの真似ではない
・自分の実感から出ている
こうした言葉は、不思議と伝わります。
そして、必要な人にだけ、届く。
これが、「売らなくても売れる状態」の正体です。

3.売らないのではなく「売る必要がなくなる」
ここで誤解してほしくないのは、「売らない方がいい」という話ではないことです。
そうではなく、「売る必要がなくなる」のです。
なぜなら、
・価値が自然に伝わる
・信頼が積み重なる
・相手が自分で選ぶ
こうした流れが生まれるからです。
つまり、「売る」という行為を頑張らなくても、結果として“売れている”状態になります。

4.すべては「ズレ」に戻る
ここまでの話をまとめると、とてもシンプルです。
うまくいかないときは、→ズレている
うまくいくときは、→ズレが調っている
そして、そのズレを調えるのが、「自問自考」です。
・問いを持つ
・向き合う
・氣付く
この積み重ねが、やがて“在り方”を調え、それが“やり方”に表れ、結果として“伝わる”ようになります。

5.起業は「外側」ではなく「内側から動く」
多くの人が、
・何をやるか
・どうやるか
に意識を向けます。
もちろん、それも大切です。
ですが本当に重要なのは、「どんな状態でやるか」です。
・ズレたままやるのか
・調った状態でやるのか
この違いが、すべてを変えることになります。

6.あなたの中に、すでにある
ここまで読んでくださったあなたは、もう氣付いているはずです。
必要なものは、外にはありません。
・あなたが大切にしていること
・本当はやりたいこと
・違和感を感じていること
そのすべてが、すでにヒントになっています。
あとは、それに向き合うだけです。
最後に.起業は回り始める
ただ一つ、正直にお伝えします。
自分のズレを、自分一人で完全に見抜くのは、やはり簡単ではありません。
なぜなら、人は無意識に、自分を守るからです。
もし、
・もっと深く自分を理解したい
・方向性を明確にしたい
・ズレを調えて前に進みたい
そう感じているなら、一度、客観的に整理する時間を持つのも有効です。
あなたの中にあるものは、すでに十分です。
ただ、それがまだ“つながっていないだけ”かもしれません。
その点と点がつながったとき、あなたの起業は、静かに回り始めます。

