なぜ、中高年になると急に苦しくなるのか?/衰えとは違う「本来の内向型の自分」に戻るサイン

最近、こんなことはありませんか・・・。
以前ほど頑張れない。人付き合いが疲れる。無理が効かなくなった。SNSを見るだけで氣が重い。
そして、以前なら平氣だったことがしんどい・・・。

もし、そんなことがあるなら、それは「衰え」からくるものではないかもしれません。

むしろ逆です。
本来の内向型の自分」に戻ろうとしているのです。

1.若い頃は無理がきく

20代、30代、40代。
私たちは多くの役割を背負いながら生きています。
会社での責任。家庭での責任。社会的な立場。生活のための収入。

やらなければならないことが山ほどあります。
だから、多少無理をしても頑張ってしまいます。

本当は疲れていても動きます。
本当は向いていなくても合わせます。
本当は違和感があっても飲み込みます。

そして、それが「大人になる」ということだと、思っている人も少なくありません。
まさに私自身がそうでしたから・・・💦💦

2.でも、違和感はずっとあった・・・

しかし、じっくり振り返ってみると、「違和感」そのものは昔からあったはずです。

大人数の集まりが苦手だった。飲み会が好きではなかった。
表面的な付き合いに疲れていた。競争に違和感があった。

でも、「みんなそうなんだろう」と思っていた・・・💦💦

また、そのように、教えられてきた。

だから氣付かったのです。

3.なぜ、50代前後で表面化してくるのか

中高年になると、人生の景色が変わります。

ある程度の経験を積みます。仕事も一通り経験します。家庭環境も落ち着いてきます。

すると、これまで外に向いていた意識が、少しずつ内側へ向き始めるのです。

そして、こんな問いが内面から浮かび上がってきます。
「このままでいいのだろうか?」
「本当にやりたいことは何だろう?」
「残りの人生をどう生きたいだろう?」

若い頃には考える余裕がなかった問いです。

しかし、人生後半になると、その問いから逃げられなくなります。

心理学者のカールユングは次のように言います。
「中高年となったならば、生き方の軸を外的な活動(Must)から、内面においたもの(Want)に転換する必要がある」

4.「隠れ内向型」が感じるエネルギー切れ

特に隠れ内向型の人は、長い間、氣付かないうちに、「外向型社会」に合わせて生きてきました。

明るく振る舞う。積極的に行動する。周囲に合わせる。期待に応える。

そうして生きてきた結果、ある時ふと、エネルギーが切れたように感じることがあります。

しかしそれは怠けではありません。
やる氣の問題でもありません。

長年続けてきた無理が、もう続けられなくなっただけなのです。

5.本当は何に疲れていたのか

多くの人は、仕事に疲れたと思っています。
人間関係に疲れたと思っています。
起業に疲れたと思っています。

しかし本当に疲れているのは、「自分ではない誰かを演じ続けること」であることが多い。

本当は静かに考えたい。本当は深く関わりたい。本当は自分らしく働きたい。

それなのに、成功するためにはこうしなければならない。
評価されるためにはこうあるべきだ。

そう思い続けてきた・・・。
本当にそう思い続けてきました・・・💦💦

その積み重ねが、中高年になって表面化してくるのです。

6.人生後半は「足す」より「戻る」

若い頃は、知識を増やします。
経験を増やします。人脈を増やします。収入を増やします。

つまり、人生は「足し算」です。
しかし、人生後半は少し違います。

むしろ、余分なものを手放していく時期です。
周囲の期待。世間の常識。他人の成功法則。
無理をして演じてきた自分。

そうしたものを少しずつ手放しながら、「本来の内向型の自分」へ戻っていく。

人生後半は、「足し算」ではなく「引き算」の時間でもあるのです。

心理学者のカールユングは次のように言います。
「あなたが向き合わなかった課題(本来の自分=内面)はいずれ運命として出会うこと(=苦しくなること)になる」

7.違和感は「敵」ではない

ここで大切なことがあります。

違和感を「悪者」にしないことです。
違和感は人生の故障ではありません。

むしろ、人生の「ナビゲーション」です。
「そろそろ方向を見直しませんか」
という内側からのメッセージです。

それを無視し続けると苦しくなる。
逆に耳を傾け始めると、人生は少しずつ変わり始めます。

8.もしかすると人生は「いまここ」から始まるかも

もし今、以前のように頑張れない自分に戸惑っているなら、少しだけ見方を変えてみてください。

それは、終わりではないかもしれません。
衰えでもないかもしれません。
「本来の内向型の自分」に戻るための始まりなのかもしれません。

そして、その鍵を握っているのが、これまで何度も感じてきた「かがズレているという感覚なのです。

■次回予告

では、その「ズレ」とは何なのでしょうか。
なぜ人生や仕事がうまくいかなくなるのでしょうか。
そしてなぜ、多くの人がそのズレに氣付けないのでしょうか。

次回は、
「頑張っているのに結果が出ない本当の原因は“ズレ”だった」
というテーマで、
人生後半を大きく左右する“見えないズレ”について掘り下げていきます。

そして、
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中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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