7分で知る名著 世界は1つの生命からはじまった~サムシング・グレートからの贈り物~幸せスイッチ・オンしたい中高年個人起業家へ贈ります

今回は、筑波大学名誉教授・村上和雄氏と、絵本作家・葉祥明氏の共著である『世界は1つの生命からはじまった~サムシング・グレートからの贈り物』についてお伝えします。

本書では、はじめに次のような言葉を語りかけてきます。
「今からおよそ38億年前。1つの生命が、地球に生まれました。1つの生命はその後、3,000万種以上もの生き物分かれていきました。だから、地球上の生き物はみんな、兄弟姉妹なのです。なかよく、この地球上で助け合って生きるのが、自然なのです」

地球上の生き物はみんな、兄弟姉妹なのである

本書では、「地球上の生き物はみんな、兄弟姉妹」なのだ言っています。
そうですよね。本書のタイトルである「世界は1つの生命からはじまった」とあるように、このことは、現在において既に真理とされていることなのです。

そして、それは、アルフレッド・アドラーの思想である「共同体感覚」にも通ずるものでもあります。
「共同体感覚」とは、簡単に説明すると次のようなことです。
人は意図せずとも、必ず何かしらの共同体に所属して生きています。それは、例えば、家族や親戚といった小さな単位のものから、学校や会社、地域や国家などと大きな単位ものまで。そして、所属している以上、自らのパーソナリティを活かし、所属の役割を果たし、周りと協力しながら共同体に貢献しようと思うことが重要になります。「共同体に貢献しよう」、「共同体に貢献できているなぁ」などといった“思い”こそが「共同体感覚」なのです。
※アドラー思想の全体像を知る関連ブログはコチラから。

アドラーは、「共同体」について次のようにいっています。
「共同体とは、現在の共同体だけでなく、過去の共同体、未来の共同体も含まれる。その構成員は、人間のみならず、動物、植物、無生物、果ては宇宙にまで及ぶ」
アドラーによれば、生き物という枠を超えて、無生物も含めたすべてが、そのパーソナリティを活かし、この地球上で助け合うことこそ、本来の姿と言っているのですね。

宇宙はあなたに、幸せと豊かさをもたらしてくれる

また、本書では、次のような言葉も投げかけてきます。
「私たちの細胞は、自分自身を活かしながら、肺や心臓などの臓器のために働いています。臓器は、あなたのからだのために働いています。細胞も臓器も、みんな助け合って生きています。それは、あなたが自分のことをよく知り、自分らしさを活かして、みんなに喜んでもらうことと同じです。その結果として、あなたの身体は健康を保ち、宇宙はあなたに幸せと豊かさをもたらしてくれるのです」

自分のことをよく知り、自分らしさを活かして、みんなに喜んでもらうこと」-。といっています。
そうですね。この言葉もまた、アドラーの「共同体感覚」を構成している3つの要素、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」のことをそのまま説いているように思えます。人が生きていくうえにおいて大切な、かつ、本質的なことを表した言葉ですね。

私の主宰する「パーソナリティビジネス成幸レシピ共創プログラム」では、この「自分のことをよく知り、自分らしさを活かして、みんなに喜んでもらうこと」を現実化するために、『「顕在意識で問い、潜在意識で考える“自問自考力”」を使って、パーソナリティ(個性・らしさ)を再発見し、本来の自分を活かす「引き寄せマインド」養成する』ことを習得する講座になっています。

サムシング・グレートがいつも願っているのは、あなたの幸せなのです

さらに、本書では、次のような言葉も投げかけてきます。
「あなたの人生で起こる苦しいことも、悲しいことも、サムシング・グレートからの愛のメッセージと受け取れば、必ず乗りこえることができます。なぜなら、サムシング・グレートがいつも願っているのは、あなたの幸せなのですから」
(※この言葉は関連ブログ『すべては導かれているー逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟ー(田坂広志)』でも紹介しています)

そうですね。そもそも、私たちは、宇宙、地球、生物などといった「共同体」に所属しているので、そこでの大切な「役割」を持って生まれてきています。そして、そのことにいつ、どのタイミングで氣づくことができるのか。氣づいてから人生が大きく動き始めるのだと思っています。その「役割」とは、「自分のことをよく知り、自分らしさを活かして、みんなに喜んでもらうこと」にほかならないのです。
まずは、ここから一緒に考えていきませんか。

「感謝する心」があると、さらに「感謝する」ことが現実化されていく

そして、最後に、紹介するのは、次のような言葉です。
「幸せは、いつでもすぐそばにあるのです。あなたが、ただ氣づいていないだけ。このすばらしい“生命”と“からだ”に感謝して生きましょう。感謝する心こそ、幸せスイッチ・オンのキーワードです」

「感謝する心こそ、幸せスイッチ・オンのキーワードです」-。
その通りですね。ドイツの理論生物物理学者フリッツ=アルバート・ポップ博士は「意識とは光の素粒子(バイオフォトン)であり、その光はからだ全体から発せられている」ということをいっています。それは、つまり、素粒子は波を持っていて周波数を発しているので、同じ周波数のもの同士は「共振現象」を起こす、ということです。したがって、自分の周波数が高い状態でいると、それに見合った現象が共振して現実化するのです。
※「引き寄せ」は「日常の周波数」に大きく影響を受けることについて、詳細は、関連ブログ量子力学からみた「引き寄せの法則」~心地いい状態でいると望むことが現実化される~ご参照ください。

結論。「感謝する心」があると、さらに「感謝する」ことが現実化されて(事象となって現れて)いく、ということです。

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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