内向型の起業家が「幸福感を持てる」5つの質問/外向型の仮面を捨てて「素の自分」で成幸するカギとは?

もし、あなたが今——

「頑張っているのに成果が出ない」
「行動しようとすると、なぜかエネルギーが湧かない」
「周りの起業家と比べて、自信を失ってしまう」

そんな行き詰まりを感じているとしたら、それは “あなたが内向型だから” ではありません。
むしろ、内向型の強みを正しく理解せずに、外向型のマネをしているから です。

つまり、本来の自分ではないキャラを演じていることで、心のエネルギーが循環しなくなっているのです。

自然体でいる。
素の自分でいる。

それこそが、エネルギーを最大限に発揮し、高い波動を放ち、同調する出来事を引き寄せる“本来の状態”です。

「幸せになる」は誰もが望む本当のゴール

内向型であろうと外向型であろうと、私たちが本当に望んでいるゴールはただ一つ——

「幸せだなぁ」と感じられること。

お金、地位、名誉、健康、人間関係……それらは、しょせん、“幸せを感じるための手段” にすぎません。
だからこそ、まず自分に問いかけてみましょう。

◇幸福感に包まれるためのしつもん①:
「どんな状況になったら、幸せだなぁって感じるのだろう?」
あなたにとっての「幸せ」とは何でしょうか?

どんな瞬間に「心が満たされる」と感じるのか。
どんな時間を過ごすと「自然体のままでいい」と思えるのか。

この問いは、自分の幸せを定義するための質問です。

ここが明確になると、いつ・どこで・何を・どれくらい——という、人生の方向性が自然と見えてきます。

「なぜ、その内向性の特徴を持っているのだろう?」

◇幸福感に包まれるためのしつもん②:
「なぜ、その内向性の特徴を持っているのだろう?」
あなたの内向性には、必ず理由や意味があります。

それは 「才能(強み)」として生まれながらに与えられたもの。

たとえば——
・深く考える力
・静かな集中力
・人の話を丁寧に聴ける優しさ

これらは、あなたが本来やりたいことを実現するためのギフトです。

少しスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、
あなたの内向性は「大いなる何か(サムシング・グレート)」からのメッセージなのです。

「大いなる何か(サムシング・グレート)」については、こちらのnote記事で解説しています。

~自己受容というスタートライン~

ここで大切なのは、
答えを急いで出すことよりも——

「内向型の自分を、まるごと受け入れる」こと。

アドラー心理学でいう「自己受容」です。

ありのままの自分を認めたとき、
ようやく本当の答えが浮かび上がってきます。

「持っていない武器」を探すよりも、
「生まれ持った最強の武器」を磨く方が、
何倍もうまくいくのです。

「いま、自分はどういう状態なのだろう?」(現在地)

◇幸福感に包まれるためのしつもん③:
「いま、自分はどういう状態なのだろう?」(現在地)
多くの人が“行き詰まり”を感じるのは、
この 「現在地の確認」 をすっ飛ばしてしまうからです。

例えば、スマホで地図のアプリを開いて、これから行く目的地を見つけたとします。
そのあと、目的地まで到達できるのは、アプリが現在地を把握しているからです。
そして、アプリが、目的地までの手段として、いつ、どこで、何が選択出来て、何がどのくらいかかるのか、といったことを判断して、最適なルートを示してくれるからです。

現在地を確認しないままでは、結局、迷走することになるのです。

今、自分がどんな状態で、どんな想いを抱えているのか。
自分の「今」を丁寧に見つめる時間を取ってみてください。

「これから、どうしていこうと感じているのだろう?」(目的地)

◇幸福感に包まれるためのしつもん④:
「これから、どうしていこうと感じているのだろう?」(目的地)
ポイントは、“考える”ではなく、“感じる”です。

思考で無理に目標を立てるより、
心が静かに「こうしていきたい」と感じる方向を
丁寧に拾っていきましょう。

特に内向型は、短期的な結果を追うよりも、
長期的な目標を描いて、コツコツ積み上げる方が成果を出しやすい タイプです。

思考力・洞察力・傾聴力・持続力といったあなたの本来の強みが
そのプロセスで最大限に発揮されます。

◇幸福感に包まれるためのしつもん⑤:
「自分は何を信じて、どう生きるのだろう?」
最後の問いは、少し怖いかもしれません。

しかし、ライフスタイル研究家ティモシー・フェリスの言葉を思い出してください。

「いま、あなたが怖れていることこそ、
いま、あなたに最も必要なことである。」

自分の信念と向き合うことで、
あなたは“他人軸”ではなく“自分軸”で生きられるようになります。

内向型の起業家にとっての「最強の戦略」

結局のところ、内向型が本気で才能を発揮するために大事なのは——

自分が自然体でいられる「居場所(環境)」を選ぶこと。

どんな仕事内容なのかよりも、
「どんなスタイルで」「どんな人たちと」関わるのかがカギです。

もし今、居心地の悪さや閉塞感を感じているなら、
それは“サムシング・グレート”からのサイン。

「あなたの本来の物語は、別の場所にあるよ」

という導きかもしれません。

おわりに:外向型を演じなくていい

無理に外向的に合わせようとせず、マイペースなあなたの特性をそのまま活かしてください。

自分を偽らず、素のままで働ける環境を選んだとき、あなたの内向的な力——
静かな洞察、深い集中、丁寧な関係構築——が最大限に花開くのです。

そして、あなたが幸福感に包まれて生きる道が、
自然と始まっていきます。

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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