「起業したものの、こんなばずじゃなかった…」
あなたはいま、ビジネスで苦悩したり、不安を感じていたりしていませんか?
そんなときに読んでほしい名著がこちら、『世界最強の商人 (角川文庫) 』です。オグ・マンディーノ (著)、 山川 紘矢、山川 亜希子 (訳)
本書には、「成幸」の秘訣が書かれた「10巻の巻物」が載っています。
そして、そこには、商人(あきんど)マインドを養成するための原理原則が説かれています。
私がこれまでに読んだ数千冊の本のうちで、最も影響を受けたもののひとつです。
今回は、2回にわたって、その巻物の秘訣についてお伝えします。
「オグ・マンディーノ」からのメッセージを受け取ろうとする姿勢が出来ているか。
まず、あなたには「オグ・マンディーノ」からのメッセージを受け取ろうとする姿勢が出来ているでしょうか?
それは、言い換えれば、次の問いに、「YES(イエス)」とハッキリ答えることができるか、ということです。
「はたして、いまの自分は、オグ・マンディーノのメッセージを受け止められる(状態の)自分であるのだろうか?」
私自身、実は起業する前(サラリーマン時代)に、この本を一度読んでいました。
しかし、その時は、「ふーん、そういうものか」「他の本でもありそうな話だな」といった程度の感想で終えていました。いわゆる、「ただ読んだだけ」というありさまだったのです…。
巻物はオグ・マンディーノの巧妙な文章術によって出来上がっている!
なぜ、そのこと(メッセージを受け止めようとする意思)が大切なのかというと、この巻物はオグの巧妙な文章術によって出来上がっているからです。
経営塾や起業塾では、成功法則のひとつとして「正しい方法を正しい順番で・・・」ということをよく伝えています。
この巻物もまさにその通りになっていて、第1巻を理解、習慣化しないと第2巻で振るい落とされ、第2巻を理解、習慣化しないと・・・次の巻で振るい落とされるように構成されているのです!つまり、巻物を順番にクリアして(肚落ちさせて)いかないと、次の巻へ進んでもあまり意味をなさないようになっているのですね。
では、どうすればよいのか
では、どうすればよいのでしょうか?
それは、例えば、この巻物の読み方、進め方を知っている人に「1巻ずつ読んだ感想」を送って、「フィードバック」をもらうことです。
(友だちでもいいでしょう。しかし、決して一人で進めていかないことです)
私がそのことに氣づくことができたのは、入塾した経営塾で巻物の読み方を解説していただいたからです。
この読み方を解説していただかなかったら、私は一生、オグ・マンディーノの緻密な計算のもとに練り上げられた巻物に対応できなかったと思います。
巻物を素直な気持ち読んでいくことが大切
大切なことは、巻物を素直な気持ち読んでいくことです。
そうすると、自然とオグのメッセージが響くような自分になっていきます。
巻物を順に「1.習慣、2.愛、3.継続、4.奇跡、5.時間、6.感情、7.笑い、8.価値、9.行動、10.祈り」と読み進めてていくうちに、その言葉の一つひとつが、「今の自分に対して投げかけている」という感覚になっていくでしょう。
すべては「習慣化」による賜物です。
まとめ① 1巻を1日3回読む。それを30日間繰り返すことで・・・
・本書の巻物を1巻につき1日3回読む。それを30日間繰り返すことで潜在意識へと落とし込まれていきます。
・すると、習慣化されて、無意識のうちに巻物の教えが行えるようになっていきます。
次回は、各巻物のポイントをお伝えしますね。(※次回のその②のコラムはコチラから)
現在、世界最強の商人の第二の巻き物を実践中です。貴殿と同じような気づきがあるように願いを込めながら…。