7分で知る名著「世界最強の商人(山川 紘矢、山川 亜希子 (訳))」~魔法のランプを手に入れたい中高年個人起業家へ~その②

「起業したものの、こんなばずじゃなかった…」
あなたはいま、ビジネスで苦悩したり、不安を感じていたりしていませんか?
そんなときに読んでほしい名著がこちら、『世界最強の商人 (角川文庫) 』です。オグ・マンディーノ (著)、 山川 紘矢、山川 亜希子 (訳)

本書には、「魔法のランプ」の使い方が書かれた「10巻の巻物」が載っています。そして、商人(あきんど)マインドを養成するための原理原則が説かれています。
私がこれまでに読んだ数千冊の本のうちで、最も影響を受けたもののひとつです。
前回のその①に続いて、今回は、各巻物のポイントをお伝えします。

巻物の第1巻~第3巻

第1巻…「私は今日から、新しい人生を始める」「私は良い習慣を作り、その奴隷になろう」がテーマ。
まず、私の感じたことは、次のようなことでした。
「新しい習慣、新しい人間というテーマであり、私の新たなスタートにドンピシャの内容だなぁ」

第2巻…「今日という日を心からの愛をもって迎えよう」がテーマ。
私の感じたことは、
「大切なことは“心からの愛を持って迎える”ことである。それまでの私は“愛”が足りなかったのだな」
ということです。

第3巻…「私は成功するまでがんばりぬく」がテーマ。
私の感じたことは、
「“ただ淡々と一歩ずつ前へ踏み出すことを繰り返す”という言葉通りに、私はそうなっていくのだな」
ということです。

巻物の第4巻~第6巻

第4巻…「私はこの大自然最大の奇蹟だ」がテーマ。
私の感じたことは、
「“独自性”こそ最大限に運用されるべき“自分のウリ”であるので、言語化、イメージ化をしっかりやっていこう」
ということです。

第5巻…「私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう」がテーマ。
私の感じたことは、
「朝目覚め、昨日が最後の日でなかったならば、私は“神様ありがとうございます”と言うことにしよう」
ということです。

第6巻…「今日、私は自分の感情の主人になる」がテーマ。
私の感じたことは、
「感情的なお客様には、“この人はまだ、自分の感情を支配する秘密を知らない”だけなのだ、と思うようにしよう」
ということです。

巻物の第7巻~第10巻

第7巻…「私は世間を笑おう」がテーマ。
私の感じたことは、
「“これもいずれは、過ぎいくものだ”との言葉通り、不調のときはもちろん、好調のときにこそ思い出そう」
ということです。

第8巻…「今日、私は自分の価値を100倍にする」がテーマ。
私の感じたことは、
「“一つの目標が達成されたら、私はさらに新しい目標へ向かう”とあり、ポーラスターを見失わないようにしよう」
ということです。

第9巻…「私は今、行動する」がテーマ。
私の感じたことは、
「“行動が伴わなければまったく無価値なのだ”。そう、引き寄せも行動の過程で起こってくるもの。行動していこう」
ということです。

第10巻…「私は導きを求めて祈る」がテーマ。
私の感じたことは、
「“祈る”とは、その語源が“意(い)宜(の)る”という説もあり、“決意表明”も合わせ行っていこう」
ということです。

まとめ② 1巻を1日3回読む。それを30日間繰り返すことで・・・

・本書の巻物のベースになっていることは「愛」です。30日間繰り返すことで「愛を持つ」ことができます
・巻物の言葉は自分ゴトに置き換えて(カスタマイズして)受け止めるものです
・この商人の習慣が身につけと、「オーラ」を発する自分であるようになります
・自らが世界最強の商人となれます

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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    • 松崎豊
    • 2023.12.24 6:56am

    世界最強の商人を解説してくださいまして、ありがとうございました。読んでもピンときませんでしたが、そういうことだったのかと腑に落ちました。

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