中高年個人起業家の「成幸」は「2度つくられる」。だから「思い込み」をうまく利用する。

今回のテーマは、中高年個人起業家の「成幸」は「2度つくられる」です。
「2度つくられる」とは、1度目は想像の中で、そして、2度目は現実の中で、つくられることです。成果を出し続けてる(成幸している)中高年個人起業家が、必ず行っている習慣のひとつに「ビジョンやゴールを思い描くこと」があります。それは、言い換えるとすれば「成幸している姿の視覚化」です。

あなたは、自分が成幸している姿を1日のうちで、どのくらいイメージしているでしょうか?これは、心理学においても「成幸している姿をイメージングする」ことで、「私は成幸する」という自信(エフィカシー=有効性)が向上することがわかっているのです。

私たちの脳は「現実と想像」の区別がつかない

私たちの脳は、「現実と想像」の区別がつきません。
なので「成幸している姿」をイメージすることでその成幸をつくり出す神経回路が強くなっていくのです。脳は、想像するだけでそのことを既に体験したものとして扱うわけです。これって、驚くべきことですよね。
しかしながら、起業塾やビジネス講座を受講しても、現状とあまり変わらない起業家がそれなりにいます。
それは、講師の伝え方がうまくないだからでも、受講者の能力が低いわけでもなく、『イメージする回数・時間の差』なのです。

中高年個人起業家は多く時間、「うまくいかないこと」をイメージしている

中高年個人起業家は1日のほとんどの時間を「うまくいかないこと」をイメージすることに使っています。

「セールスしてもまた断られそうな気がするな」「やってもどうせダメなんだろうな」「あ~またできないんだろうな」など、せっかく起業塾やビジネス講座を受講しても、その後にこのようなイメージしていたら、その神経回路が強くなるので成幸は遠ざかってしまいます。

私たちの脳は、見たこともない、やったこともないことに対して、「実際よりも大変」に思うようになっています。それは、現状維持バイアスがそうしているのですね。

人は「想像(イマジネーション)」も「創造(クリエーション)」もできる

人は「想像(イマジネーション)」も「創造(クリエーション)」もできます。なので、何かチャレンジしようとするときに、うまくいかないイメージが出てきたら、次の行動をしてください。
「うまくいかないイメージが出てきたら、手をたたいてすぐに成幸している姿にイメージを切り替える」
これは、中高年個人起業家が成幸するための必須の行動習慣です。

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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