内向型の中高年起業家が「成幸(引き寄せ)マインドを調える」シリーズ01/なぜ、一人静かな時間が大切なのか?

さて、またまた新たなシリーズを展開していきたいと思います。
それは、【内向型の中高年起業家が成幸マインドを調えるシリーズ】です。

では、いま、なぜ「成幸マインドを調える」ことをテーマに選んだのか。
その理由は、以下の通りです。

現代の個人起業家市場は、『飽和市場(成熟市場)』です。
そんな時代において、
個人起業家が取るべき「生き残り戦略」は、別のブログで紹介しました。

でも、その「戦略」を実行するうえで、すべての「土台」となるのが『マインド』です。
このマインドが、しっかり調っていないと、「軸」がブレて戦略はうまくいきません。

例えば、『孫子の兵法』には、ビジネスや人生に応用できる名言として、次のものがあります。
「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」

多くの個人起業家は、「彼(マーケット)を知る」ためのリサーチをし、「戦略」を立てます。
しかし、ほとんどの人が、「己(マインド)を知る」ためのリサーチをしません。
自分のことは知っている(分かっている)“つもり”になっているからです。

なので、「百戦しても、危うい」状態が続いてしまうのです。
激変の世、混迷の世、不確実性の世などと言われる現代においては、特に「マインドセット」、「自分軸」と言ったことがとても重要になります。
なので、今回から当面の間、「成幸マインドを調える」をテーマとした、シリーズ記事をお伝えしていきます。

はじめに:内向型の中高年起業家が一人静かな時間を求める理由5選

・人と会うほど、なぜか消耗してしまう。
・発信や集客を頑張るほど、心がズレていく気がする。
・本当は、もっと静かに考える時間がほしい──。

もし、あなたが内向型で、中高年で、個人起業をしているなら-。
この感覚には、とてもはっきりした理由があります。

そしてそれは、「向いていないから」でも、「努力が足りないから」でもありません。
一人静かな時間を求めるあなたの特性そのものが、本来は“起業家として非常に高度な資質”だからです。

理由1. 他人基準ではなく「自分基準」で生きようとしているから

内向型の中高年起業家が一人静かな時間を強く求める最大の理由。

それは、「自分の人生を、自分に正直に生きたい」という欲求がとても強いからなのです。

若い頃のように、
・世間の正解
・成功者のやり方
・流行のビジネスモデル

これらを、そのまま真似して突き進むことに、どこかで限界を感じ始めていますよね。

「それ、本当に自分がやりたい形なのか?」
「違和感を無視して続けていないか?」

この問い(自問自考)が、自然と湧いてくるのが、内向型の中高年起業家です。

だからこそ、騒がしい場や売り込み前提の交流会など“やらねばならない関わり”が続くと、心が先に疲れてしまいます。
一人静かな時間は、「サボり」でも「逃げ」でもなく、自分の軸を取り戻すための必須時間なのです。

理由2. 内側に自分の軸があって、他人に合わせ続けると疲れるから

内向型の中高年起業家は、実は自分の価値基準がはっきりしています。
・誰の役に立ちたいのか
・どんな関係性で仕事をしたいのか
・お金より何を大切にしたいのか
これらが、無意識レベルで整理されています。

そのため、
・流行っているから
・みんながやっているから
・稼げそうだから
という理由だけで動くことに、強いストレスを感じやすいのですね。
群れの中に長くいると疲れるのは、自分を薄めてしまう感覚があるからです。

一人静かな時間は、「薄まった自分」を元の濃度に戻す時間です。
だからこそ、無理な集客や違和感のある発信を続けるほど、エネルギーが枯渇してしまうのです。

理由3. 感情と距離を取れるため、違和感に氣付いてしまうから

また、内向型の中高年起業家は、**自分の感情を客観視する力(メタ認知)**が高い傾向にあります。
・今、無理をしている
・本音では納得していない
・このやり方、続けたくない
こうした“微細な違和感”に早い段階で氣付いてしまうのです。

その結果、「なぜかやる気が出ない」「頑張っているのに進まない」という状態になりやすいのですね。
でも、これは怠けではありません。感覚・感性が鈍っていない証拠です。

一人になることで外部刺激が遮断され、ようやく自分の本音が整理される。

この時間があるからこそ、本来は「深く、ブレないビジネス」を構築できるタイプなのです。

理由4. 数より「深さ」を大事にするため、集団戦が合わないから

内向型の中高年起業家は、人付き合いが苦手なのではありません。
むしろ、人との関係をとても大切にします。
・誰にでも売りたくない
・表面的な関係で仕事をしたくない
・信頼がない状態で契約したくない

だからこそ、
・数を打つ営業
・とにかく広げる集客
・義務的な交流
これらが合わない。

結果として、「人脈が少ない」「発信が地味」に見えがちですが、本質的には質を選んでいるだけなのです。

一人静かな時間は、この“選びすぎる感覚”を調え、本当に必要なご縁だけを残すための時間でもあります。

理由5. 情報処理能力が高いため、発信・営業で消耗しやすいから

内向型の中高年起業家は、人と関わる際に処理している情報量が非常に多いのです。
・相手の感情
・言葉の裏
・空気の変化
・違和感の正体
これらを同時に処理するため、発信・営業・相談対応が続くと脳が常にフル稼働します。
だから、
・人と会うと疲れる
・一人だと頭が冴える
・静かな時間でアイデアが降りてくる
という状態が起こります。

これは社交性の問題ではなく、高度処理型の脳構造なのです。

まとめ:一人静かな時間は「ズレを調える時間」

一人静かな時間を求める内向型の中高年起業家は、自分基準で生きようとし、軸が明確で、違和感に敏感で、関係性を大切にし、高度な情報処理能力を持っています。

だからこそ、「世の中のやり方」とズレやすい。
でも、そのズレは、欠陥ではなく資質です。

一人静かな時間は、あなたのビジネスと人生を本来の位置に戻すための調整時間。
もし今、集客や発信が苦しいなら-。

それは能力不足ではなく、あり方とやり方がズレているサインかもしれません。

静かに調えた先にこそ、あなたにしかできない仕事があります。

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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