問活(といかつ)・「問題解決」には「理想の姿(=目標)を目指すこと」が含まれていることを「問い(自問自考)」で確認しよう!

中高年の私たちは、起業するためにいろいろ準備してきました。しかし、いざ、起業してみると、何かと「問題」が発生するものですよね。
そこで、今回のテーマは「問題解決」です。実は、この「問題解決」には、「理想の姿(=目標)を目指すこと」が含まれています。そのようなことも併せて「問い(自問自考)」で確認していきましょう!
「問い」を立てることによって、いろいろなことが得られると思いますが、その大きなひとつとして、この「問題解決」があるのです。

※関連ブログ<5年未満中高年個人起業家向け自問自考。「思い込み」によらず「自分の内側」を見つめ直す「本当に?」という問い>も併せてご一読ください。

「今、問題と思っていることは、本当に問題なのだろうか?」

まずは、「今、問題だ」と考えていることの中味を明らかにしていきましょう。すべては「問題」の発見から始まります。
私は、「問題」の発見には、次のふたつの方法があると考えています。ひとつ目は、前回のコラムでお伝えした「本当に?」という問いを使って、健全な疑いを持ち、本質的な中味を確認するということです。つまり、「その問題は本当に問題なのだろうか?」と問いを立てて、深く考えてみることをするのです。
その問いによって、本当に問題であったならば、「何が問題なのか」を知ることができます。そして、ふたつ目は、先達(せんだつ)に聞いてみる(しつもんしてみる)、ということです。
「今、私(たち)はこういう状態なのですが、私(たち)の本質的な問題は何だと思いますか?」
この問いは、いきなり「解決策」を求めるのではなく、「何が問題なのか」を知るためのものです。

また、「問題」については、次の2種類に分けることができると思っています。
①.既に起こっていて、見えている問題
②.その問題を引き起こす要因となっているが、見えていない問題
これまでにお伝えしてきたことは、①.既に起こっていて、見えている問題、についてです。

そして、ここからは、②.その問題を引き起こす要因となっているが見えていない問題、についてお伝えします。
ここでのポイントは、「深く掘り下げていく」ということです。
そのためには、「なぜ?」という問いを5回程度くり返して「本当の原因(真因)」を見つける、ということをしていきます。
例えば、「売上が減少している」→その原因は「リピーターが少ない」→その原因は「満足度の低下」→その原因は「ニーズが分かっていない」・・・。こうすることで、本当に解決すべき問題を「課題」として明らかにできます。

脳にどんな空白を作るかによって、人生の質が変わる

私たちの脳には、「空白(疑問)を埋めようとする」特性があります。この空白が生まれると、脳は「わからない(不安定な)状態」であることをイヤがり、無意識のうちに答えを探し始めます。そして、潜在意識(無意識)が動き出すと、その「空白(問い)」を私たちの顕在意識(意識)が忘れてしまったとしても、潜在意識は「答え」を探し続けます。つまり、潜在意識は私たちが寝ている間も、答え探しをやめないのです。
例えば、発明・発見家であったエジソンやアインシュタインは、夜寝る前に、まだ完成していない発明やまだ発見できていない法則について、そのアイデアや答えを求めて、「問い」を立ててから眠りについた、という話はご存知の方も多いかと思います。

なので、私たちがどんなことに「問い」を持って生活するかによって、人生で得るものが変わってくることになります。
「問いは、私たちの無限の潜在能力を開放するカギとなる」(自己啓発家/アンソニー・ロビンス)

「どうなったら最高だろうか?」という問いのススメ

問題や課題が明らかになってきたところで、現在のその状態が「どうなったら最高だろうか?」という問いを立てます。
この問いは、「理想の姿(=目標)」を引き出してくれる問いです。※
※関連ブログ<問活(といかつ)・2024年の自問自考(しつもん)のトップテーマは「どうなったら最高だろうか?」>をご参照ください。

私は、「問題解決」には本来「理想の姿(=目標)を目指すこと」といった、輝かしい未来に向けて動き出すという意味も含まれているものと考えています。
なぜなら、問題解決も理想の姿もその根本には、次のような意味の「問い」が隠されているからです。
「自分(たち)の資質や能力などを使って、何をどうすればどんなことができそうだろうか?」
「できるのか?」ではなく、「できそうか?」としているのは、選択肢を自由にし、可能性を広げられるからですね。

自分で選択した(自分の心に従った)という納得感

最終的に、私たちが自分の人生に納得できるかどうかは、「自分で選択した(自分の心に従った)」という実感を得られているかどうかではないでしょうか。
大事なことは、ひとつの意思決定で答えにたどり着くことではなく、多くの問いを立てるということを重ねて、少しずつ自分(たち)が成長していくことです。私は、「問い」を立てることによって得られるものに、大きく2つのものがあると思っています。
それは、一つには「問題を解決すること」、そして、もう一つには「自分(たち)を知ること」です。

「今、解決したい問題は何ですか?」
「どうなっていたら最高ですか?」

・ビジネスの設計を再構築したい、・ビジネスにおけ引き寄せマインドを養成したい、・自分だけのオリジナル商品をつくりたい・ビジネスのステージを上げたい、・迷走から脱出したいなど、いずれかに当てはまるならぜひ「パーソナリティビジネス成幸レシピ共創プログラム」をご検討ください。
ひとりで限界を感じてるカベを乗り越えるヒントが必ず得られますよ。

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

売れる個性の専門家/幸せな個人起業家コンサルタント 松﨑豊

「自分らしさ」を求めて50代半ばで脱サラして起業も、「こんなはずじゃなかったのに…」となる。そのときに、そのときから、「本当はどうしたいのだろう?」「何のため、誰のためなのだろう?」と、自分で出した問いに自分で考えて答えるということを何度も繰り返す。そして、ビジネスは自分のパーソナリティ(個性・経験)に結びつていないと続けられないものなのだと氣づく。そのようにして、自分に問いを立て自分で深く考えること(自問自考)で引き出した、自分の「個性と経験」を活かしていったところビジネスが回りだす。現在は、その経験を「個人講座」として体系化し、中高年個人起業家の「幸せな成功」に伴走している
パーソナリティビジネス成幸研究所 代表  松﨑行政書士事務所 代表

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    • さくら
    • 2024.04.18 8:57am

    しつもんで、自分を知る、課題解決する、目標達成する。生きていく上でしつもんは必需品ですね。

    • ぴーちゃん
    • 2024.04.18 8:49am

    「解決したい問題は何か?」と「どうなっていたら最高か?」という質問の根っこは同じだったことにびっくり!「どうなっていたら最高か?」という質問は最強の質問ではなかろうか。

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