がんばっている中高年が成果を出せない真の原因とは?/「隠れ内向型」がハマりやすい人生の罠

前回の記事Part03では、中高年になって急に苦しくなる理由についてお伝えしました。

それは、実は衰えではなく、本来の自分に戻ろうとするサインかもしれない。
そんなお話でした。

今回は、その続きです。
では、なぜがんばっているのに成果が出ないのでしょうか。
なぜ、真面目な人ほど苦しくなってしまうのでしょうか。

その原因は、能力不足でも努力不足でもなく、「ズレ」が壁となっているからです。

1.「ズレ」って目に見えない

人生で怖いのは、失敗そのものではありません。

本当に怖いのは、ズレた方向へ努力し続けることです。

たとえば、北へ向かいたいのに、ほんの少しだけ方向が違っていたとします。
最初はほとんど分かりません。

しかし、進めば進むほど、目的地から遠ざかっていきます。
人生も同じです。

ほんの小さな「ズレ」が、年月とともに大きな違和感になっていくのです。

2.多くの人は「やり方」を疑ってしまう

うまくいかない時、私たち中高年起業家は、まず「やり方」を疑います。

もっと勉強が必要だろうか。
もっと発信した方がいいだろうか。
もっと行動量を増やすべきだろうか。

もちろん改善は必要です。
しかし、本当の原因がズレにある場合、やり方を変えても根本は解決しません。

なぜなら、スタート地点そのものがズレているからです。

私自身も、この「ズレ」に多いに悩まされました・・・💦💦

3.隠れ内向型には「ズレ」が起こりやすい

例えば、本当は深い信頼関係を大切にする人がいます。
・一人ひとりと丁寧に向き合いたい。
・じっくり考えたい。
・本質を伝えたい。

ところが世の中では、「まずは数をこなそう」と言われる。

すると、自分もそうしなければならないと思う。

本当は違和感がある。
でも、成功者がそう言うのだからと従う。

ここに「ズレ」が生まれるのです・・・💦💦

4.本来の自分と違う人生設計になってる?

私と同様の隠れ内向型の人の多くは、長い間、「こうあるべき」を優先して生きてきました。

積極的であるべき。
社交的であるべき。
目立つべき。
売り込むべき。
人脈を広げるべき。
成果を出すべき。

しかし、本来の自分は違ったかもしれません。
静かに考える人だった。
深く掘り下げる人だった。
信頼を育てる人だった。
人の話を聴く人だった。

つまり、人生の設計図と本質が少しずつズレていたのです。

ここになかなか氣付けなかった・・・💦💦💦

5.「ズレ」って、努力で埋まらないもの

ここで、重要なことがあります。

ズレは努力では解決しません。
むしろ、努力するほど苦しくなることがあります。

なぜなら、ズレた方向へ全力で走ることになるからです。

だから、
頑張っている人ほど疲れてしまう。
真面目な人ほど自信を失う。
優しい人ほど自分を責める。

これは能力の問題ではありません。
方向の問題なのです。

6.本当に見るべきものとは?

では、
何を見直せばいいのでしょうか。

それは、
「やり方」ではありません。

まず見るべきは、
「自分自身」です。

何をしている時に自然体でいられるのか。
どんな人といる時に心地よいのか。
どんな働き方が自分に合うのか。
どんな価値を大切にしたいのか。

つまり、
「外側」ではなく、「内側」を見ることです。

7.「ズレ」診断(簡易版)

少しだけ確認してみましょう。
次の質問に、yes/noで答えてみてください。

□ 頑張っているのに充実感がない
□ 成功している人を真似すると疲れる
□ 人から評価されても満たされない
□ 本音と建前を使い分けることが多い
□ やるべきことは分かるが動けない
□ 「このままでいいのか」と考えることが増えた
□ 自分らしさが分からなくなっている

もし、yesが複数あるなら、
あなたの中に何らかのズレが存在しています。

8.「ズレ」が調い始める瞬間

不思議なことがあります。

ズレが調い始めると、劇的な変化が起こるわけではありません。

まず起こるのは、安心感です。
ホッとする。
肩の力が抜ける。
無理をしなくなる。

そして少しずつ、
言葉が自然に出てくる。
行動が自然になる。
出会いが変わる。

結果として人生が変わり始めます。

つまり、成果は後からついてくるのです。

9.あなたは何とズレているのか

ここまで読んでいただいたあなたに、ひとつだけ「問い」をプレゼントしたいと思います。

『あなたは今、何とズレているのでしょうか?』

仕事でしょうか。
働き方でしょうか。
人間関係でしょうか。

それとも、もっと根本的な、「本来の自分自身」でしょうか。

その問いこそが、人生後半を大きく変える入り口になります。

■次回予告

中高年起業家に「ズレ」があることは分かってきました。

では、隠れ内向型の人にはどんな才能があるのでしょうか。

これまで欠点だと思っていたものは、本当に欠点なのでしょうか。

次回は、「隠れ内向型だけが持つ静かな才能」についてお話しします。

もしかすると、あなたがずっと弱みだと思っていたものが、人生後半の最大の強みになったりするかもしれません。

そして、私の場合はどうなのだろう?と思われた方は、
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中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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