内向型ビジネスマンが「もう集客しなくていい段階」に入る瞬間/内向性の中高年が「成幸マインドを調える」シリーズ#10

今回は、【内向型の中高年起業家が成幸マインドを調えるシリーズ】その⑩です。
各シリーズはコチラから。→その①その②その③その④その⑤その⑥その⑦その⑧その⑨、です。

前回のその⑨のテーマは、前回の流れを引き継ぎまして、
「沈黙がブランドになる人・ならない人の違い」をお届けしました。

今回その⑩のテーマは、前回の流れを引き継ぎまして、
「内向型起業家が“もう集客しなくていい段階”に入る瞬間」をお伝えします。

いよいよ、このシリーズも終盤に近づいて来ました。
ここでは、「集客」という言葉そのものが外れていく章です。
内向型の起業家にとって、奥深いところになります。

目次

はじめに:内向型起業家が「もう集客しなくていい段階」に入る瞬間
1.多くの人が誤解している「集客の終わり」
2.「もう集客しなくていい段階」に入る3つのサイン
① 説明しなくても、話が早い人だけが来る
② 数は減るのに、疲れなくなる
③ 「選ばれたい」より「選んでいる」感覚になる
3.なぜ内向型は、集客をやめた方がうまくいくのか
4.「集客をやめる」と起きる内側の変化
5.何もしなくなる、ということではない
6.内向型起業家が「選ばれる人」から「待たれる人」になる瞬間
7.「選ばれる人」でい続ける世界
8.「待たれる人」になると、何が変わるのか
① 比較のリストから外れる
② タイミングが来るまで、何も起きない
③ 相手が「準備できた状態」で来る
9.「待たれる人」へ移行する瞬間に起きる内側の変化
① 証明欲が静まる
② 役に立とうとしなくなる
③ 空白を怖がらなくなる
10.なぜ内向型は「待たれる人」になれるのか
まとめ:この章のポイント

はじめに:内向型起業家が「もう集客しなくていい段階」に入る瞬間

最初に、少し前提を置きますと、「もう集客しなくていい段階」とは、何もしなくていい、という意味ではありません。

それは、「集めようとしなくても、必要な人だけが現れ始める段階」のことです。

1.多くの人が誤解している「集客の終わり」

多くの中高年起業家は、どうしても次のように思い込んでしまいがちです。

  • 発信を増やせば人が集まる

  • 露出すれば認知が広がる

  • 説明すれば理解される

しかし、内向型起業家の場合、ある地点を越えると、「集客の努力=ズレ」といった状況が起こり始めるのです。

2.「もう集客しなくていい段階」に入る3つのサイン

まず、結論を先にいいます。
「集客」って、お客さまや仲間たちを「集める」のではなく、「集まる」状態になる、ということをいいのです。

実は、私自身、この状態が感覚的に腑に落ちるまで、ずいぶんと時間がかかってしまいました💦💦

① 説明しなくても、話が早い人だけが来る
この段階に入ると、・初対面なのに話が通じる・前提説明がほとんどいらない・「ずっと探していました」と言われるという現象が起きます。

これは、→発信がうまくなったからではなく→「あり方」が絞り切れたからです。

② 数は減るのに、疲れなくなる
・問い合わせは多くない・派手な反応もない・バズとも無縁
なのに、
・無理がない・消耗しない・深く関われる →エネルギー収支が合い始める

これが、「集客フェーズ終了へ」の重要なサインです。

③ 「選ばれたい」より「選んでいる」感覚になる
この段階に入ると、・どう見られるか・どれだけ評価されるか・断られないか
というよりも、「この人と、ちゃんと同席できるか」を無意識に見ています。

集める側から、→関係を選ぶ側(集まる)に立ち位置が移る瞬間です。

3.なぜ内向型は、集客をやめた方がうまくいくのか

内向型起業家の価値は、・情報量・即効性・派手さ ではありません。

・安心して沈黙できる場
・無理に変えられない関係
・深く自分に戻れる時間

これらは、→大量集客と相性が悪い
だから、・集めようとすると薄まる・絞ると濃くなる・手放すと残る

という、逆転現象が起きてしまいす。

4.「集客をやめる」と起きる内側の変化

さて、集客をやめる決断は、外側よりも内側に効いてきます。

・追わなくなる
・比べなくなる
・証明しなくなる

すると自然と、・言葉が減る・動きが静まる
でも、存在感は増していきます。

この状態こそが、内向型起業家の本来の磁力(引き寄せ力)なのです。

5.何もしなくなる、ということではない

ここ、特に誤解しやすいので大事なところです。

「もう集客しなくていい段階」とは、
・発信ゼロ
・案内ゼロ
・表現ゼロ
ではありません。

・必要なときだけ語る
・合う人にだけ届く形で出す
・タイミングが来たら自然に開く

→“呼吸のような発信”に変わる ということです。

自然体(素の自分)のままで、言葉をつづる(言語化する)から、自然体の人たちが引き寄せられてきます。

6.内向型起業家が「選ばれる人」から「待たれる人」になる瞬間

ここで一旦、はっきりさせておきます。

「待たれる人」とは、何もしないで人が来る人、ではありません。

それは、・探される・思い出される・タイミングが合ったときに浮かぶ

そんな存在として定着した人のことです。

7.「選ばれる人」でい続ける世界

多くの中高年起業家は、無意識のうちに次の世界にいます。
・比較される
・検討される
・条件で測られる

この世界では、
・分かりやすさ
・実績
・数字
・声の大きさ
が評価軸になります。

でも、内向型にとって、ここは消耗しやすい土俵なのです。

8.「待たれる人」になると、何が変わるのか

① 比較のリストから外れる
「待たれる人」になると、・AとB、どっちがいいか ・価格でどっちが得か
という比較対象から外れます。

相手の中で、「選択肢」ではなく「あの人」になる。

これは、ポジションを取りに行った結果ではありません。

② タイミングが来るまで、何も起きない
待たれる人には、・すぐの反応・即決・毎月の安定流入
は、むしろ少なくなります。

でも、
・忘れられない
・ふとした時に思い出される
・深いところで残っている

この遅効性こそが本質なのです。

③ 相手が「準備できた状態」で来る
選ばれる人のもとには、・まだ迷っている人・変わる覚悟のない人・答えを外に求めている人
が来やすい。

一方、待たれる人のもとには、「自分で向き合う覚悟が調った人」が来ます。

だから、・説明が少なくて済む・押さなくていい・無理が起きない
ということになるのですね。

9.「待たれる人」へ移行する瞬間に起きる内側の変化

そして、この移行点で、必ず起きる変化があります。それは次のようなことです。

① 証明欲が静まる
・分かってほしい
・正しく見られたい
・評価されたい

この欲求が、自然に薄れていきます。
そして、代わりに出てくるのは、「分かる人だけ分かればいい」という、静かな確信です。

② 役に立とうとしなくなる
ここ、重要です。
待たれる人は、
・役に立とうとしない
・変えようとしない
・救おうとしない

それでも、一番、深く役に立っている。
なぜなら、
・相手の主体性を奪わない
・自分の人生を返す
・決断を尊重する
からです。

③ 空白を怖がらなくなる
・反応がない期間
・問い合わせがない時間
・何も起きていない感覚

これを失敗や停滞と解釈しなくなります。
待たれる人は知っているのです。「今は、静かに熟しているだけ」なのだと・・・。

10.なぜ内向型は「待たれる人」になれるのか

内向型の強みは、・深さ・余白・非介入 などがまずあげられます。
これらは、→「今すぐ決めたい人」より→「自分の人生に責任を持ちたい人」に、強く刺さります。

だから内向型は、「最後に選ばれる人」「本当に必要なときに思い出される人」
になりやすいのですね。

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中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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