内向型の起業家が仕事を通して世に「残すもの」/内向型の中高年が「成幸マインドを調える」シリーズ#11最終章

今回は、【内向型の中高年起業家が成幸マインドを調えるシリーズ】その⑪最終章です。
各シリーズはコチラから。→その①その②その③その④その⑤その⑥その⑦その⑧その⑨その⑩です。

これまで、このシリーズをお読みいただきありがとうございました。

今回は結論であり、同時に“その先”でもある章です。
派手な成功談ではなく、静かに残る場所(成幸)の話から。

では始めます。

目次

はじめに:静かな人が最後に立つ場所
1.静かな人は「上」に行かない
2.最後に残るのは「役割」ではない
3.「何者か」ではなく「どんな場か」
4.静かな人が立つ場所の特徴
5.なぜ「最後」まで残るのか
6.最終的に“何が残っているのか”という本質の話
残るもの①:「素の自分に戻れる感覚」
残るもの②:「自分で決められる力」
残るもの③:「言葉にならない安心感」
残るもの④:「人生のペースを取り戻す感覚」
残るもの⑤:「思い出される存在」
最後に:なぜそれが「仕事として成立するのか」

はじめに:静かな人が最後に立つ場所

まず最初に、ひとつだけ前提を置きます。
ここで言う「最後」とは、競争に勝ち残った末尾(成功)、ではありません。

それは、
・争わなくなったあと
・比べなくなったあと
・証明を手放したあと
に、自然と残っている場所(成幸)のことを指します。

1.静かな人は「上」に行かない

多くの成功論は、・上へ・もっと・早く・強くを目指します。

でも、静かな人(内向型中高年)は、ある地点で次のように氣付きます。
「上に行こうとするほど、自分の居場所から離れていく」

だから静かな人は、・競わず・押しのけず・主張せず
深く、根を下ろそうとするのです。

2.最後に残るのは「役割」ではない

静かな人が最後に立つ場所には、
・肩書き
・ポジション
・市場の隙間
は、あまり関係なくなります。

なぜなら、最終的に残るのは、
・その人が在ると、空気が変わる
・その人がいると、自分に戻れる
・その人の前では、急がなくていい

という存在そのもの(=あり方)になるからです。

3.「何者か」ではなく「どんな場か」

静かな人は、最後にこうなります。
・教える人、ではなく
・導く人、でもなく
そこにいるだけで、人が調っていく「場」になるのです。

だから、
・無理に集めない
・自分を売らない
・影響力を誇らない

それでも、
→必要なときに、名前が出る
→困ったときに、思い出される
のですね。

4.静かな人が立つ場所の特徴

① 誰も奪わない場所
・正解を奪わない
・選択を奪わない
・人生を奪わない

相手の人生を、相手に返す場所。

② 何も起こらなくていい場所
・変化しなくていい
・成果を出さなくていい
・決断しなくていい

それでも、安心して“今の自分”でいられるのです。

③ 去っても、壊れない場所

依存が起きないから、
・来てもいい
・去ってもいい
・戻ってもいい

静かな人は、自分がいなくなっても大丈夫な場 を残します。

5.なぜ「最後」まで残るのか

静かな人は、
・消耗戦に参加しない
・承認レースに乗らない
・数量を追わない

だから、
→疲れない
→枯れない
→無理がない

結果として、氣付いたら、まだそこにいるのです。

ここで、静かな人への、ひとつの確認です。

もし、内向型起業家のあなたが、
・派手になれない
・前に出続けられない
・競争が合わない

と感じてきたなら、それは欠点ではありません。

その性質だからこそ、「最後に立つ場所がある」のです。

6.最終的に“何が残っているのか”という本質の話

外向型的な成功は、
・数字
・規模
・スピード
として可視化されます。

一方、内向型が仕事を通して残すものは、「目に見えにくい」が、長く残るものです。
それは一言でいうと、人の内側に起きた“静かな変化”です。

残るもの①:「素の自分に戻れる感覚」
内向型起業家と関わった人に、最も深く残るのは次のことです。
・無理に頑張らなくていい
・誰かにならなくていい
・このままでも大丈夫かもしれない

という、 “本来の自分に戻れる感覚”です。

これは、
・アドバイスでもなく
・ノウハウでもなく
・励ましでもない
その人と過ごした“場”の中で、自然に思い出されるものです。

残るもの②:「自分で決められる力」
内向型起業家は、
・答えを与えない
・誘導しない
・正解を押しつけない

でも、その代わりに、「相手が自分で決める余白」を守ります。

だから関わった人は、
・依存しない
・迷っても戻れる
・自分で選び直せる

そして、結果として残るのは、“誰かに導かれた記憶”ではなく、“自分で決めた実感”です。

残るもの③:「言葉にならない安心感」
時間が経ったあとに思い出されるのは、
・具体的なアドバイスよりも
・テクニックよりも

むしろ、
・あのときの空気
・否定されなかった感覚
・何も急かされなかった時間
です。

→言葉ではなく、「体感として残る信頼」これは消えません。

残るもの④:「人生のペースを取り戻す感覚」
多くの人は、
・急ぎすぎ
・比べすぎ
・追いすぎ
の中で生きています。

でも、内向型起業家と関わることで、
・立ち止まっていい
・遅くていい
・深くていい
という感覚を思い出す。

→“自分のリズムで生きていい”という許可。
これが、その人のその後の人生にじわじわ効いていきます。

残るもの⑤:「思い出される存在」
最終的に残るのは、
・ノウハウでも
・商品でも
・コンテンツでもなく
「あの人がいる」という記憶です。

・困ったとき・迷ったとき・人生の節目
ふと浮かぶ。
→“選択肢”ではなく、“基準”として残る人です。

最後に:なぜそれが「仕事として成立するのか」

一見すると、
・何も教えていない
・何も売っていない
・何もしていない
ように見えるかもしれません。
でも実際には、「一番深い価値を扱っている」からです。

・人生の方向
・自己信頼
・存在の許可

これらは、
・安さでは選ばれない
・速さでは測れない
・比較ができない

だからこそ、「本当に必要な人にだけ届く仕事になる」のですね。

この章を一言にまとめると…

内向型起業家が仕事を通して残すものは、
目に見える成果ではなく、
人の内側に静かに根づく“感覚”である。
そしてそれは、
その人の人生の中で、何度でも思い出され、
働き続けるものである。

ということです。

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中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

中高年お役立ち地位づくりの専門家 松﨑豊

内向型の中高年起業家専門コンサルタント/しつもんファシリテーター。
「こんなはずじゃなかったのに…」と起業苦戦中の内向型の中高年個人起業家に向けた、ビジネスコンサルティングを提供。
大学卒業後、大手機械メーカーで販売戦略や品質管理に従事。40代でキャリアに挫折し、「人生の目的」を探す中で、自己啓発・心理学・脳科学の世界に傾倒。その後50代で独立するも、「成功法則」を真似ても成果は出ず、「自分らしくない努力」に疲弊。いくつものビジネス講座を受講するもピンとこず、「もう、どうすりゃいいのよ…」といった状態になる。
会社員としても、起業しても、内向型の特徴をうまく活かせず、挫折を繰り返す人生に。
しかし、やがて、「うまくいってる人は、成功法則をパーソナライズして行動をしている」ことに氣づく。そこから、これまでの学びと体験をすべて体系化し、 “自問自考”を軸とした、内向型の特徴を「強み」に転換する「パーソナライズ・メソッド」を構築。現在は、ひとりでも多くの内向型の中高年個人起業家に活躍してほしいという想いを胸に、お役立ちの地位づくり、「オンリーコンサルタント」のポジションづくりに、「1,000日伴走」する『中高年版ヒーローズ・ジャーニー』と銘打ったコンサルティングを展開中。

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